#わたコレ今月の、わたしコレ行きます!

鳥取の新しい動きを生み出している人たちが、「本当に行きたいと思う/行こうと予定している」イベントを月ごとにリストアップする「わたコレ」。東部・中部・西部の、映画、ライブ、展覧会、舞台、ワークショップ、地域行事やマーケットに至るまで、あらゆるジャンルから推薦人が自分の言葉でご紹介します。また、ウィズコロナのいま、出かけられない時に自宅でできることも併せてご紹介。いつ、どこにいても、新しい出来事に触れられるヒントを「わたコレ」で見つけてください!
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井澤大介
(ギャラリー巡り人/元鳥大美術部部長)
伯耆町出身。絵に描いたようなインドア人間だが、大学のサークル活動で鳥取市街地のアートギャラリーを知ったのをキッカケに、「学外で人と話す場」としてギャラリーに足を運ぶようになる。在学中、「まちなか美術室」等を企画。最近は「深夜の美術展in鳥取」を鳥取の仲間と開催しながら、人が新たな価値観に触れられる場を作る側としても挑戦している。

ハルカ個展「ハルカなる世界」

アート
鳥取
10/6(火)〜17(土)・20(火)〜31(土)
ギャラリーからふる(鳥取市元町101 アートスペースからふる2階)
10:00-17:00 *日・月・祝定休,最終日は15:00まで ・電話/FAX : 0857-35-0191 E-mail:art.colourful.105@ncn-t.net
私がギャラリー巡りにハマるキッカケとして、重要な部分を占めた“アーチスト”、ハルカさんの個展がいよいよ開催。アートが誰かと誰かの会話のきっかけとなる、誰かとつながるきっかけとなる…。彼女の作品は、アートがそんな力を秘めていることをまじまじと感じさせられるものです。おひとりでも、誰かと一緒にでも、10月のギャラリーからふるへ、ぜひ。

ザ・フィンランドデザイン展 ─自然が宿るライフスタイル─

アート
鳥取
10/10(土)〜11/15(日)
鳥取県立博物館(鳥取市東町2丁目124)
9:00-17:00 *入館は閉館の30分前、10月26日(月)は休館日 一般:1000円、前売り・20名以上の団体:800円
以前にフィンランド在住経験のある方から、「人生の95%を室内で過ごす」とも聞いたフィンランドの暮らし。昨今のコロナ禍の暮らしのなかで、どこかヒントになるものがあるかも…。デザインが好きな方も、異国の風を感じる秋を過ごしたい方にも、オススメです。
磯崎 つばさ
(地域自主組織ふれあいの郷かあらやまスタッフ、時々編集者・ライター)
1981年福岡生まれの一男一女の母。大山町在住。学生時代はイスラムを学び、その後百貨店バイヤー、編集・ライターとして働き東京から鳥取へ。風呂のない家に移住し、風呂を夫に作ってもらいました。大山町に来て一番興味深いのは郷土史。史跡巡りの会にも所属しています。憧れの人はフリーダ・カーロ。photo:YUSUKE SHIRAI

早稲田大学演劇博物館 2020年度シェイクスピア祭演劇講座 もしも私が女なら~シェイクスピア劇におけるジェンダーとセクシュアリティ

その他
県外
10/27(火)
オンライン
18:30-20:30 無料(要申込)
「シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち」の著者でもある北村 紗衣さんを講師にむかえ、シェイクスピア時代の演劇がジェンダーやセクシュアリティを表現していたか、そして現在はどのように捉えられているのかを考えるオンライン講座。「お砂糖とスパイスと爆発的な何か」も非常に面白かった本なので、とても楽しみです。エンパクの始まりのきっかけでもあるシェークスピアを新たな視点で考えてみたいです。
梶谷彰男
(公務員/青年海外協力隊/NPO理事)
広島県生まれ、鳥取県育ち。東京大学でまちづくりを学んだ後、鳥取県に入庁。認定NPO法人日本NPOセンターに派遣されNPO魂を学び、県内の市民活動の促進や協働の推進に取り組む。現在は、青年海外協力隊の制度を活用してジャマイカに派遣され、ノープロブレムな暮らしを楽しんでいる。また、鳥取を舞台に若者と地域と企業をつなぐNPO法人学生人材バンクの理事も務める。

出版相談会①本の売り方

その他
鳥取
10/10(土)
綜合印刷出版(鳥取市西町1丁目215)
13:30-15:00 無料
綜合印刷出版さんでは、出版に興味はあるけど、何から始めて良いかわからない。書きためた文章を本の形にまとめたい、誰かに読んでもらいたい、そんな方のための出版相談会を開催されます。イベント名に「①」とあるので、次回以降も気になります。
蔵多優美
(コーディネーター)
1989年鳥取市生まれ。京都精華大学デザイン学部卒業。京都のIT・Web企業で企画制作、広報、営業など幅広く担当。体調を崩し療養も兼ねて鳥取にUターン。人生の夏休みを経て、2019年6月から鳥取大学地域学部附属芸術文化センターでコーディネーター。新設予定の県立美術館に関わりたいな、と緩く活動中。「インタラクション」の考えを軸に、デジタル分野やリアルな場の運営・コミュニケーションが得意です。

{ たやすみなさい }展 ~岡野大嗣の短歌×安福望の絵の展示~

アート
若桜
9/17(木)〜10/31(土)
ギャラリーカフェ ふく(鳥取県八頭郡若桜町若桜113)
無料
ここ数年の短歌ブームの流れを知るきっかけになったのは、twitterの@silentsigh1412 というアカウント。そこで触れた世界を鳥取で味わうことが出来るとは、なんて贅沢な。現代短歌の歌人 岡野大嗣さんが昨年10月に発売された歌集「たやすみなさい」を中心に、安福望さんの絵とあわせて展示されるとのこと。芸術の秋に「ことば」と「絵」を若桜のまちでのんびり味わってみてはいかがでしょうか。

鳥取大学サイエンス・アカデミー〜とっとり県民カレッジ特別講座〜 鳥取の映画文化について

その他
鳥取
10/10(土)
鳥取県立図書館 2階 大研修室(鳥取市尚徳町101)/Zoomによる視聴も可
無料
連続講座「ことばの再発明」を一緒に共同企画してくださった鳥取大学地域学部の佐々木先生によるトーク。佐々木さんはドキュメンタリー映画『映画愛の現在』三部作の制作を進めており、自主上映団体や監督など、鳥取の「映画人」たちと出会い、学んだことについてお話しするとのこと。11月に上映と噂の『映画愛の現在』と合わせて要チェックです!

生誕100年記念「杵島隆 ―不滅のパイオニア精神(スピリット)」

ステージ
鳥取
10/14(水)〜12/6(日)
鳥取県立博物館(鳥取市東町2丁目124)
一般180円、大学生以下、70歳以上、障がい者、要介護者およびその介護者無料
鳥取県が生んだ戦後広告写真界のパイオニア・杵島隆の写真展。こちらの会場と日程では、初期代表作とともに、大きな影響を受けた植田正治と土門拳のふたりの師の作品、並びに同時期に植田の元に集まり、写真雑誌を舞台に活躍した「写真家集団・エタン派」主要メンバーの代表作を紹介するとのことで、貴重な作品が観れることを期待してます!コロナ禍ですが、ソーシャルディスタンスを守って鑑賞していきたいですね。
野口明生
(現時点プロジェクト)
1985年三朝町生まれ。 2013年より岡山市で『とりいくぐる Guesthouse & Lounge』『NAWATE』『奉還町4丁目ラウンジ・カド』などを立ち上げ運営。とりアート2019メイン事業『鳥取銀河鉄道祭』事務局として活動ののち、現在は現時点プロジェクトメンバー。

生誕100年記念「杵島隆 ―不滅のパイオニア精神(スピリット)」

ステージ
鳥取
10/14(水)〜12/6(日)
鳥取県立博物館(鳥取市東町2丁目124)
一般180円、大学生以下、70歳以上、障がい者、要介護者およびその介護者無料
ここ数年、昔の鳥取の記録を見るのが楽しいため、必然的に郷土出身の写真家も気になる日々です。杵島隆は鳥取から中央へ出ていった写真家ですが、生誕100年記念とのこともありオールタイムベストな内容のようなので楽しみです。米子市美術館と鳥取県立博物館の共同企画とのことで、両館で観られる(米子市美術館は10月25日から開催)のが嬉しい反面、内容も異なるようなのでどちらも気になります。
水田 美世
(トット編集長/ちいさいおうち管理人)
千葉県我孫子市生まれ、鳥取県米子市育ち。東京の出版社勤務を経て2008年から8年間川口市立アートギャラリー・アトリア(埼玉県)の学芸員として勤務。主な担当企画展は〈建畠覚造展〉(2012年)、〈フィールド・リフレクション〉(2014年)など。在職中は、聞こえない人と聞こえる人、見えない人と見える人との作品鑑賞にも力を入れた。出産を機に家族を伴い帰郷。2016年夏から、子どもや子どもに目を向ける人たちのためのスペース「ちいさいおうち」を自宅となりに開く。

鳥取の映画文化について

その他
鳥取
10/10(土)
鳥取県立図書館大研修室(鳥取市尚徳町101)
10:30-12:00、無料、要事前申込
映像作家の佐々木友輔さんが、長年リサーチし「鳥取の映画愛」というシリーズ作品も制作されてきた鳥取の映画文化についてお話しする講座です。とっとり県民カレッジ講座の一環として開かれます。県内に映画館が3つしかないという状況下においても、映画への情熱を持ち制作したり上映する機会を作ってきた方々の存在を知ることができる内容ではないかなと楽しみ。講演会場は鳥取市ですが、ライブ配信もあるようなので私は自宅から繋ぎます。
水野耕一
(よなご映像フェスティバル実行委員会代表)
1957年大山町生まれ。イメージフォーラム映像研究所・舞台芸術学院等で映像・演劇を学ぶ。日本の前衛芸術の未来展(伊・ジェノヴァ)、ベルリン映画祭ヤングフォーラム部門、ジョナス・メカス映像美術館設立準備展(ニューヨーク)等に参加、西武劇場等の舞台で映像担当。その後20年間の映像制作会社勤務を経て、農業と芸術の一体化を目指して就農。よなご映像フェスティバルでは、地方では観る機会の少ないインディペンデントな作品、個人映画からビデオアートまで視野に入れながら活動していきます。

島根県民会館名画劇場 『COLD WAR あの歌、2つの心』

シネマ
県外
10/10(土)
島根県民会館 中ホール(松江市殿町158)
14:00、18:30、2回上映 一般1,000円、友の会会員800円、学生500円、未就学児無料
2018年カンヌ映画祭監督賞受賞、アカデミー賞外国語映画賞他、多くの国際映画祭にノミネートされたこの映画のことは知りませんでした。第二次大戦後のポーランドを舞台にした音楽家同士の悲恋。当局からスパイを要請され破局、数年後に再会した二人は、お互いに新しいパートナーを持っていた...。ハリウッドから遠く離れた東欧の映画、スクリーンからいつもとは違う風が吹いてきそうです。

生誕100年記念「杵島隆 ―不滅のパイオニア精神(スピリット)」

アート
鳥取
10/14(水)〜12/6(日)
鳥取県立博物館(鳥取市東町2丁目124)
一般180円、大学生以下、70歳以上、障がい者、要介護者およびその介護者無料
さすが素晴らしい写真家を輩出してきた鳥取。今年は岩宮武二と杵島隆が生誕100年だそうです。岩宮の展覧会は残念ながら気づかないまま終わってしまい(涙)、杵島は見逃すわけにいきません。米子に縁のある人とは知らない内から、ハイコントラストのおばあさんの肖像には強い衝撃を受けました。『ねじ式』の金太郎飴のおばあさんみたい。12月からは後期の展示、また10月25日(日)からは米子市美術館でも並行して始まります。

NHKプレミアムシアター・ルツェルン音楽祭2020

音楽
鳥取
10/18(日)
NHK・BSプレミアム
23:20-04:40 無料
ベートーヴェン生誕250年である今年、世界は未だコロナ禍の最中です。それでもヨーロッパでは観客を制限しつつコンサートが再開されてきました。これは去る8月14・15日、スイスで開かれた音楽祭。ブロムシュテット指揮ルツェルン祝祭管弦楽団、アルゲリッチ独奏でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番、交響曲第2番・第3番というプログラム。写真を見るとオーケストラは小編成ですが客席は2/3位埋まっており、熱い感動を持って迎えられている様子がわかります。
やまもと さとこ
(イベントプランナー)
岡山県備前市生まれ、鳥取市在住。勤めている おもちゃミュージアムで、2009年に、おもちゃドクターがこわれたおもちゃを修理する「おもちゃの病院」と 不要になったおもちゃをリサイクルする「おもちゃの銀行」を立ち上げ、地域と連携したボランティア活動をプロデュースする。主に子ども向きイベントを企画・担当。最近では、趣味と勢いで買った、デジタル一眼カメラとマリオネットのあやつり方に、苦戦奮闘中。

鉄道ジオラマ&ミニチュアアート展〜夢ふくらむ小さな世界〜

アート
鳥取
10/1(木)〜4(日)
パレットとっとり 市民交流ホール(鳥取市弥生町323-1)
10:00〜17:00(最終日16:00まで)
出展者「鉄道ジオラマ」伊吹直(因幡鉄道ジオラマ連合会会員)、鉄道サークル鉄、 「ミニチュアアート」加瀬野純子、withkoyouteの4組による作品展。鉄道の駅舎や家庭のリビング等、どこかで目にしたことのある景色を、模型で細やかに表現。精巧に作り込まれた世界は、いつまでもながめていたくなる魅力が!個人的には、作品ごとにそれぞれの世界観を、どんな配色でまとめておられるのか、見るの好きです。

写真展 尾原和憲「TRAVELLER」

アート
米子
10/1(木)〜5(月)
丸京庵 市民ギャラリー(米子市灘町3-57)
10:00〜18:00(最終日16:00まで) 入場無料 
島根県の写真作家 尾原和憲氏の5回目の個展。Hasselblad 500CとDistagon CF 50mm F4とFUJI NEOPAN 100 ACROSのみで撮影したモノクロ塩銀プリント(30枚)による、光と影の旅物語り。会場には、16×20インチの額に四切プリントで額装された作品が並び、旅の主役となるトランクが、来場者を様々な光の世界へと導く。情景表現・質感・リアル感…作品に込められた尾原氏の情熱を体感できる写真展。また、個展にあわせて制作された写真集「TRAVELLER」は、会期中の来場がむずかしい方に、通販発送も応じていただけるとか。もちろん会期中は会場販売も!こちらも注目したい。
とっとり夫人
(「+〇++〇(トット)」公式広報キャラクター)
みなさま、ご機嫌いかがですか?鳥取在住30代主婦、「とっとり夫人」と申します♡ 趣味はおでかけ・おしゃべり。お友達に教えてもらったお店やイベントをめぐって楽しんでいます♪鳥取の四季折々の食材をいかしたお料理もお勉強中です♪お得な情報が大好き!鳥取での日々をTwitterで発信しております!@madame_tottori よろしくお願いいたします♡

公開講座〜各地域《貝殻節》の特徴:浜村温泉、賀露、青谷、泊の比較検証〜

ステージ
鳥取
10/11(日)
鳥取大学共通教育棟2階 A20大講義室(〒680-8551 鳥取県鳥取市湖山町南4丁目101)
14:00-15:30
鳥取の賀露、青谷、泊で継承されている《貝殻節》はどのような歌詞、音楽であるかを探っていく企画です!貝殻節は知っていても、どんな内容か知らない人は多いのでは?さらに各保存会の取り組み等の紹介など、地域資源を理解し普及させていくためのアートマネジメントについても考えていく公開講座とのこと。 こちらは、鳥取大学地域学部附属芸術文化センター主催「地域を知り、地域で実践するアートマネジメント講座2020」の実践活動プログラムの一環として開講される講座です。

仮装工作「おばけシールドでハロウィンパーティ」

アート
鳥取
10/31(土)
わらべ館(鳥取市西町3丁目202)
14:00-15:30(途中休憩10分有) わらべ館入館料(大人500円・高校生以下無料)+ 材料代500円 ※参加予約:10月10日(土)朝9:00より電話受付
コロナ対策も、ハロウィンで楽しく! 鳥取大学医学部附属病院と地元企業等が共同開発した、紙製フェイスシールド「ORIGAMI(オリガミ)」にかざりつけをして、ハロウィンおめん「おばけシールド」をつくるイベント!マントや魔法のステッキも工作して仮装ができたら、楽しいお披露目会「おばけファッションショー」もあるそうです♪
※掲載しているイベントは前月の20日時点で各推薦人が選んだものです。掲載後にイベント概要などが変更になっている可能性があります。必ずリンク先の情報などを各自でご確認のうえご利用ください。
※当コーナーはイベント当日に会場で推薦人に出会えることを保証するものではございません。
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