鳥取県西部のまち大山町の長田地区を中心に展開されてきたアートプロジェクト〈イトナミダイセン芸術祭2023〉が、10月28日(土)-11月12日(日)の会期で今年も開かれます。今回はその楽しみ方をイトナミダイセン藝術祭アートコーディネーターの薮田佳奈さんが余すところなくご紹介します。

ウェブマガジン「トット」では、普段なかなか一人で行くことが出来ない場所にみんなで行って、あれこれとお話も聞いてみるツアーを2019年から開催しています。コロナ禍でお休みしていましたが、約2年半ぶりに再開します。今回訪ねるのは「イトナミダイセン藝術祭」の舞台、大山町長田集落です。

「なんだこれ?!サークル」とは、子どもと大人が一緒になってそれぞれの“アートの芽”を育てる連続ワークショップです。鳥取県内では2019年度より「トットの美術館プロジェクト」の一環として展開。今年度は大きく2つのテーマを設定して、米子市のちいさいおうちで9月から毎月第4日曜日に活動します。

鳥取市の旧横田医院を拠点に様々なプログラムを実施しているアート・プロジェクト「HOSPITALE」。レジデンス・プログラムの13回目のアーティストとして、上海出身で現在は東京を拠点に活動するBoat ZHANG(張 小船)を招聘し、約1ヶ月間の滞在の成果として展覧会を開催します。

鳥取県倉吉市のパープルタウンを拠点としたアーティストインレジデンスプログラム「〇〇AIR」。今年度招聘アーティストである演劇作家の篠田千明さんによる最終プログラム、レクチャーパフォーマンス「黄昏」が9月9日(土)に上演されます。

「鳥取藝住実行委員会」では現在「鳥取クリエイティブ・プラットフォーム構築事業」に取り組む一環として、県内各地の様々な立場の方々への「労働」にまつわるヒアリングをスタートさせています。それぞれの経験や体験を話していただく場を、美術家の岡田裕子さんをゲストに招き開きます。無料の託児あり。

鳥取でこのことを誰かと話したいと思ったとき、みんなが使える場としてスタートしたトットローグ。今回は対話の場を企画するお試し体験として、場づくりに関心のある方にご自身の中でいまホットな話題を話してもらい、他の参加者とやりとりをする時間をつくります。

鳥取の映画文化を辿る展覧会「見る場所を見る」。三回目の展覧会となる今回は、初の米子での開催。イラスト作品や当時のノンフィルム資料の展示を通して、米子での映画館の誕生と、米子を語る上で欠かせない「鉄道」の影響を探ります。8月11日には関連企画としてギャラリートークも開催されます。

コロナ禍以前にトットで開催していた「もちよりパーティー」を、約3年ぶりに再開します。7月16日(日)、鳥取市のことめやで開催。食べもの、飲みもの、話題などを持ち寄って、みんなでつくるパーティーです。トットのコアメンバーをはじめ、協力者やライター、読者など、さまざまな人たちが緩やかにつながる場を目指しています。