「企画の地産地消から巡回へ」をキーワードに、各アートスペースが企画したプロジェクトを、国内外に巡回させる試みがスタート。第1弾として、2024年にTRA-TRAVEL(大阪)が、台湾のコレクティブOCAC内のチームP.M.Sと共に企画した、台湾の映像スクリーニング『Un/Uttered』を国内8箇所のアートスペースに巡回します。

鳥取県西部の山間部にある南部町を拠点とする「目と根のプロジェクト実行委員会」では、今年10月から12月にアーティスト・イン・レジデンスでErika Nukadaを招聘し、放課後アートクラブに参加する子どもたちと一緒に3ヶ月全6回にわたってプログラムを行います。11月23日・24日の二日間ではイベントも開催。

太古からひとびとが、自然の恵みをいただきながら、脈々と受け継いできたものづくりをアートとらえ、現代の暮らしの中で、遠ざかってしまっているものづくりの根源的な楽しさとひとりひとりのもつ創造性を大切にしてきた「イトナミダイセン芸術祭」。​9年目のテーマは「現在地」。16日間の藝術の祭典がはじまっています。

鳥取県在住のイラストレーター、伊吹春香さんの個展が、倉吉市のギャラリー「アート格納庫M」で開かれます。自由で独特な世界観のイラストを、秋の風に吹かれながらお散歩するような気持ちで鑑賞できる展覧会です。

障がいのあるアーティストたちを紹介する、鳥取県の認定ギャラリーによる合同展「はーとをふるわせて5」が、11月10日から鳥取市の「ギャラリー鳥たちのいえ」で開催されます。10月25日から鳥取市中心市街地商店街でスタートする「フクシ×アートWEEKs 2025」の展示企画です。

11月9日(日)、鳥取市のわらべ館で、フクシ×アートフォーラム「素晴らしきアートの世界」が開催されます。今回は株式会社ヘラルボニーの最高芸術責任者である黒澤浩美さんの講演、アートと福祉をつなぐ多彩な登壇者が集うパネルディスカッションが行われます。