鳥取市出身の歌人・吉田恭大さんをはじめ、歌人と落語家4名が出演し、文芸と演芸にじっくり触れることのできる会が開かれます。
2024年5月30日から6月30日まで、鳥取県若桜町のギャラリーカフェふくで企画展 「うれしい近況」言葉が歌になるとき が開催されています。作者 短歌の歌人 岡野大嗣さんにとっては、第4歌集となる本作。ギャラリーカフェふく店主のひやまちさとさんが尋ねました。
鳥取市を拠点に開かれていた歌会「みずたまり」や、演劇での育成にも力を入れる「鳥の劇場」、人文書の読書会やミニコミ誌づくりで通った「定有堂書店」など、10代の頃から地元鳥取で貪欲に作り手との交流の場を得てきた吉田恭大さん。最終回は「ご自身をかたちづくってきたもの」について伺いました。
短歌での表現活動に加えて、友人と歌集を扱う実店舗を運営したり、歌集『光と私語』の第1章はウェブ上で無料公開したりするなど、読み手に届ける方法にもこだわりを感じさせる吉田恭大さん。2回目は「ことばを書く姿勢とことばの届け方」について伺いました。
2019年に第一歌集『光と私語』を刊行し、歌壇に新しい風を吹き入れた吉田恭大さん。歌人としての活動の傍ら、東京の劇場での舞台制作にも携わっています。短歌と演劇という異なるジャンルに親しんできた背景を踏まえて、ご自身の「ことばをかたちづくるもの」についてお話を伺いました。