トットローグ vol.4
企画展「東郷青児と前田寛治、ふたつの道」を観て、話そう
2021年12月4日(土)13:30-16:55

鳥取で対話のためのプラットフォームをつくる試み、トットローグ。鳥取で暮らす人たちが話したいことを持ち寄り、テーマについてそれぞれの考えを交わし、個の考えを対話的に関連づけ、それらをコモンズ(共通の財産)として可視化する場をつくることを目指します。4回目は鳥取県立博物館の企画展「東郷青児と前田寛治、ふたつの道」を素材とした対話の場の構築を目指します。


7月からスタートした鳥取で対話のためのプラットフォームをつくる試み、トットローグ。これまで開催した3回では、企画者の3人が対話の場をつくる上で重要と考えるテーマについて話す回を行うと同時に(vol.1「対話のプラットフォームについて考える」、vol.3「わからなさ、わかりあえなさを考える」)、具体的に鳥取で起こっている出来事について、その出来事の関係者とともに対話する場も開いてきました(vol.2「何が価値を創造するのか?」)。

4回目となる今回は、11月20日より鳥取県立博物館で開催される企画展「東郷青児と前田寛治、ふたつの道」を鑑賞した方々を対象に「カード・ダイアローグ」(※)という手法を用いた対話の場を開きます。展示について気になったこと、印象に残った作品など、参加者同士で楽しみながら共有する時間にしたいと思います。多くの方の参加をお待ちしています!

※「カード・ダイアローグ」とは、カードに参加者が発した言葉を記入していき可視化することで、できるだけフラットな対話の場をつくるメソッドです。カードがファシリテーター代わりとなり、皆が主体的に参加できる手法としてサトウアヤコさんが開発しました。https://dialogue.mogubook.net/


トットローグ vol.4  企画展「東郷青児と前田寛治、ふたつの道」を観て、話そう

日時
2021年12月4日(土)13:30-16:55 ※開場13:15

内容
企画展「東郷青児と前田寛治、ふたつの道」を鑑賞・ギャラリートークに参加したのち、カードを用いた対話を行います。

対象
対話について興味のある方、今回のテーマで対話したい方、今後「トットローグ」を利用して対話の場を持ちたい方

会場
鳥取県立博物館 2階 会議室(鳥取県鳥取市東町2-124)

参加方法
参加形態には「通常参加」と「リスナー参加」の2種類があります。「通常参加」は実際に会場に出向き対話者として参加したい方、「リスナー参加」は対話の様子をオンタイム(来場、オンラインいずれも可)か後日視聴する参加形態です。
①会場に来場する場合(通常参加、リスナー参加)
パソコン、スマートフォンなどから以下peatix内のイベントページより必ず事前にお申込みください。peatixから発行されたQRコードをお持ちのうえで、鳥取県立博物館の2階、会議室(鳥取県鳥取市東町2-124)へお越しください。
※感染対策として、マスクの着用、入室時の検温、手指の消毒、問診票記入等のご協力をお願いいたします。
※感染対策として基本的に主催者からの茶菓の用意は致しません。必要に応じで水筒などをご準備ください(展示室は飲食不可)。
※開始時間までに展覧会の鑑賞を済ませておいてください。14:00-15:00には博物館主催のギャラリー・トークに参加します(いずれも要観覧料)。
②オンラインで参加の場合(リスナー参加のみ)
パソコン、スマートフォンなどから以下peatix内のイベントページより必ず事前にお申し込みください(後日視聴予定の方も事前にお申込みください)。peatixのイベント紹介欄にあるボタンから開始10分前よりご入室ください。オンライン会議システムZOOMを使用します。
チケットをお申し込みする際に、Peatixアカウントを作成するか、Twitter/Facebook/Google/Appleアカウントでログインしてください。 お申し込み完了後、アカウントにチケットは発行されます。
※なお、14:00-15:00のギャラリー・トーク中の様子はオンラインで共有ができません。大変恐縮ですが、この1時間はお待ちいただく形になります。予めご了承ください。
※リスナー参加の方は、後日視聴の方も、ぜひチャットで意見をお寄せください。当日参加者との対話で寄せられた意見について話したいと思いますし、もし時間内に難しい場合は、後日視聴の方の意見と合わせ、トットにてアーカイブレポートに掲載します。

チケット購入先 peatix
https://tottologue20211204.peatix.com
※Peatix通じての購入が困難な場合や、会場での支払いを希望される場合は主催者
までご連絡をお願いいたします。

参加費
・通常参加(会場に来場して対話に参加。定員5名) 無料
・リスナー参加(会場に来場、オンライン、後日視聴いずれも) 1,000円
オンラインでPeatixよりお支払いください。お支払いは各種クレジットカード、コンビニ・ ATM (ペイジー)・Paypal がお使いいただけます。イベント開始の13:30以降はチケットの購入ができなくなりますので、遅れて参加される場合も後日視聴予定の方も必ず事前にチケットのご購入をお願いいたします。
※リスナー参加される方のお名前は通常参加される方に共有させていただきます。
※参加申し込みされた全ての方に、映像のアーカイブ(ギャラリー・トークは除く)及びカードのスキャンデータを共有する予定です。
※今回早割は実施いたしません。予めご了承ください。
※トットライターやトットサポーターには別途割引コードを通知します。チケット購入時に割引コードを入力いただくと、いずれも参加費が200円引きとなります。ぜひご活用ください。

準備するもの| 
・筆記用具
・えんぴつ、消しゴム(展示室内ではインク性のペンの使用不可)

ご寄付のお願い
ウェブマガジン『+〇++〇』は鳥取県在住者や縁のあるさまざまな立場の有志で構成される仲間が非営利で運営しています。取材や編集、企画に掛かる費用や交通費、ライターなどの人材育成費用を確保するために寄付サポーター(年間/マンスリー)を募集しています。詳細は以下のページをご参照ください。
https://totto-ri.net/donation/
単発の寄付はpeatixのチケット購入ページからも可能です。ぜひご協力をお願いいたします。

主催
鳥取藝住実行委員会(トット編集部)
info@totto-ri.net
090-2409-7984(担当:水田)


今回話す人

参加者の5名
展示室内でギャラリー・トークに参加し、「カード・ダイアローグ」を用いて対話をしていただく方々です。


企画者

サトウアヤコ
大阪生まれ。建築・情報工学を学び、対話やリサーチを主としたコンセプトデザインなどを行う。2010 年から「mogu book」、「カード・ダイアローグ」、「本棚旅行」、「マイクロ・ストーリー」など複数のプロジェクトを継続しながら、言語化のプロセスや媒介的なコミュニケーションについて探求している。東京都現代美術館 MOTサテライト2019「ひろがる地図」(2019)、鳥取藝住実行委員会 連続講座「サトウアヤコ「日常記憶地図」子どもの頃の場所と風景を思い出す」(2019)、長野県立美術館「美術館のある街・記憶・風景 「日常記憶地図」で見る50年」(2021)

nashinoki(ライター)
プロフィールは、ページ下部を参照。

水田美世(トット編集長/ちいさいおうち管理人)
千葉県我孫子市生まれ、鳥取県米子市育ち。東京の出版社勤務を経て2008年から8年間川口市立アートギャラリー・アトリア(埼玉県)の学芸員として勤務。主な担当企画展は〈建畠覚造展〉(2012年)、〈フィールド・リフレクション〉(2014年)など。在職中は、聞こえない人と聞こえる人、見えない人と見える人との作品鑑賞にも力を入れた。出産を機に家族を伴い帰郷。2016年夏から、子どもや子どもに目を向ける人たちのためのスペース「ちいさいおうち」を自宅となりに開く。2017年4月より、鳥取県内の美術や文化を扱うウェブマガジン『+〇++〇』を友人たちと運営。

ライター

nashinoki

1983年、鳥取市河原町出身。鳥取、京都、水俣といった複数の土地を行き来しながら、他者や風景とのかかわりの中で、時にその表面の奥にのぞく哲学的なモチーフに惹かれ、言葉にすることで考えている。