つくるの扉発表会ー鹿野芸術祭2021ー

2016年に鳥取市鹿野町で始まった「鹿野芸術祭」。2020→2022は「鳥取夜景」「鹿野採話集」を中心に3年をかけて作品を制作し、発表していくプログラム。二年目となる今年はワークショップを中心に参加者とさまざまな作品づくりを進めました。その成果を発表し楽しむ2日間が開催されます。


「鹿野芸術祭」は2016年に鳥取市鹿野町で始まったアートフェスティバル。400年の歴史を持つ城下町を中心に鹿野の町並みや自然を舞台にしてアートで新しい風景をつくるというコンセプトで毎年開催しています。
鹿野芸術祭 2020→2022は、「鳥取夜景」「鹿野採話集」を中心に 3年をかけて作品を制作し、発表していくプログラム。鳥取のさまざまな場所でフィールドワークしながらリサーチを重ねた一年目を踏まえた二年目となる2021年度は、ワークショップを中心に参加者とさまざまな作品づくりを進めました。



今回開催される「つくるの扉発表会」は、「しかのひょうげん教室」で参加者がつくった作品や、鹿野芸術祭2021の各プログラムで行われたフィールドワークやワークショップの様子などを写真やレポートとともに展示する2日間になるとのこと。
当初予定されていた、アーティストのトークやカフェを楽しむという催しは、新型コロナウイルス感染拡大を受け、内容を一部変更し実施されるようです。
また、会場となる「ART CUBE クチュールシカノ」は昔の洋裁店をリノベーションした鹿野の新しいアートスペース。アートが盛んな鹿野町に誕生した新たなスポットも要注目です。



鹿野芸術祭が用意したさまざまなあたらしい「つくる」と出会う扉。その扉の先で出来上がった成果を是非ご覧ください。どうぞお見逃しなく。


鹿野芸術祭2021 つくるの扉発表会
http://shikanoart.com/news-s/post-312/
※イベント内容は再度変更される可能性もあります。最新情報はWEBサイトをご確認ください。

開催日時|2022年2月19日(土)、20日(日)11:00-17:00
会 場|ART CUBE クチュールシカノ(鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1321〈旧山根洋裁店〉)

・GALLERY
「しかのひょうげん教室」で参加者のみなさんがつくった作品や、芸術祭の各プログラムで行われたフィールドワークやワークショップの様子などを写真やレポートとともに展示します。

・CAFE/鹿野芸術祭カフェでまったり
テイクアウトのドリンクと焼き菓子などをご用意しています。ギャラリーのお土産に!
※店内飲食の場合は黙食をお願いいたします
※カフェの売り上げの一部は今後の鹿野芸術祭の活動資金となります。応援よろしくお願いします!

・WS“鳥取夜景”本づくりオンラインワークショップ(2/19(土)14:00-16:00開催・要予約・定員5名)
去年開催された本づくりワークショップをオンラインで配信。ご自宅で「鳥取夜景」の本が作れます。詳しくは、http://shikanoart.com/program-a/

・EVENT/作品をみて・はなして・きく会 〜対話による作品鑑賞〜(2/20(日)13:30-14:30開催・要予約・人数制限あり)
鑑賞ナビゲーターの蔵多優美さんと一緒に参加者同士で対話をしながら作品を鑑賞しましょう。参加者の意見をきくことで新たな視点が見つかるかも。(費用 カフェ1ドリンク+投げ銭)
申込先は、https://forms.gle/LpnDY5Z1Unz3cnHf7

・TALK/アーティストトーク(2/20(日)中止→後日オンライン配信)
藤田美希子さんと山本晶大さんが鹿野芸術祭でのこれまでの活動を振り返りながらトークしていきます。(司会:蔵多優美)

・セメント工作ワークショップ(開催中止)
お菓子を作るような感覚で簡単に作れるモルタル製の小作品を制作するワークショップです。アーティストの山本晶大さんが講師になって行います。小さい子どもさんも、保護者のかたと一緒に楽しめますよ。

企 画|アーティストインレジデンス in クチュールシカノ

参加者へ向けたお願い・事前共有事項
*参加者は鳥取県内在住の方を対象とさせていただきます。
*講師、スタッフは鹿野芸術祭の新型コロナウイルス対策ガイドラインにもとづいた対策をとり参加します。
*参加者の皆様にも、マスクの着用、手指の消毒、検温をお願いいたします。
*鳥取県内の新型コロナウイルス感染状況により中止や変更がある場合がございます。

問合せ鹿野芸術祭実行委員会
鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1809-1 しかの心 2 階 屋根裏
shikanoart@gmail.com

主 催|鹿野芸術祭実行委員会、西いなば工芸・アート村推進事業実行委員会
共 催|鳥取県
助 成令和3年度文化庁 文化芸術創造拠点形成事業、令和3年度鳥取県工芸・アート村推進事業、公益財団法人 エネルギア・文化スポーツ財団

 

ライター

蔵多優美

1989年鳥取市生まれ。京都精華大学デザイン学部卒業。IT・Web企業数社、鳥取大学地域学部附属芸術文化センター勤務を経て、デザイン制作やイベント企画運営、アートマネージメントなどを修得。「ことばの再発明」共同企画者。2021年5月より屋号「ノカヌチ」として鳥取市を拠点に活動開始。「デザインを軸とした解決屋」を掲げ、企画運営PMやビジュアルデザイン制作を得意領域とし、教育や福祉、アート分野の様々なチームと関わりながら活動中。対話型鑑賞ナビゲーターとして県内で実践やボランティア活動をする中で「美術鑑賞教育×対話」に関する調査研究に取り組む。2023年度は母校である鳥取城北高等学校で非常勤講師として美術を担当している。吉田璋也プロデュースの民藝品を制作していた鍛冶屋の末裔。