AIR475 Artist-in-Residence Program 2023
鎌田友介
滞在期間|2023/11/4-15, 12/6-15

鳥取県西部のまち米子市で2013年から継続するアート・プロジェクト「AIR475(エア ヨナゴ)」。2023年度の2人目のアーティストとして、鎌田友介さんが11月と12月の2回にわたり米子の風土や歴史に着目した作品制作のためのリサーチを行います。


地域における資源( 歴史、文化、風土) をアーティストの視点から発掘し、活用するアート・プロジェクト「AIR475( エア・ヨナゴ)」は、アートへの理解を深めるだけでなく、地域への人々の愛着やシビックプラウドを醸成しながら、人々の交流の場を生み、関係人口を創出することで地域の活性化に寄与することを目的に、2013 年に活動を開始しました。2022 年までに8 名のアーティストやキュレイターを国内外から招聘し、滞在制作を通じて制作されたサイトスペシフィックな作品による展覧会を開催してきました。
本年度の活動は現代美術作家の白川昌生さんの招聘を8月に実施し、11月からは2人目のアーティストとして鎌田友介さんが招かれリサーチに取り組まれます。滞在期間中には、交流プログラムとして、11月10日(金)にはアーティスト・トーク、12月10日(日)には報告会を実施。詳細確認のうえ、お気軽にご参加ください。

トップ写真:
The House/ 2018, “How Little You Know About Me” Courtesy of MMCA, Korea
Photograph by Moon June Hee


AIR475 Artist-in-Residence Program 2023
鎌田友介 Yusuke Kamata
滞在期間|2023/11/4-15, 12/6-15

日時

アーティスト・トーク 2023年11月10日(金)19:00-20:30
報告会 2023年12月10日(日)15:00-17:00

会場|HARI(鳥取県米子市法勝寺町65)
※駐車場は近くのコインパーキングをご利用ください。

定員 |20 名(予約不要)・聴講無料 ※カンパ大歓迎

問合せinfo@air475.com     090-2409-7984(水田)

主催|AIR475
助成|令和5年鳥取県市町村連携型地域活性化拠点事業補助金


鎌田 友介 / Yusuke Kamata
1984年生まれ。2013年 東京藝術大学大学院美術研究科先端表現芸術専攻修了。歴史や社会の状況を反映するとともに、国家の文化やアイデンティティ形成のツールにもなる建築をテーマに美術と建築を横断する活動を続ける。近年は日本占領下の韓国や台湾で作られた日本家屋やアメリカ合衆国で焼夷弾実験のために作られた日本村の設計などの調査を通じ、異なる歴史的背景と場所において日本家屋が孕んだ多様な意味を描き出すプロジェクトを手掛けている。近年の主なグループ展として、〈ホーム・スイート・ホーム〉国立国際美術館(大阪)2023、〈Collection Highlight〉福岡市美術館(福岡)2023、〈福岡アートアワード受賞記念展〉福岡市美術館(福岡)2023、〈買上展〉東京藝術大学美術館(東京)2023、〈Time walking on memory〉 Oil tank culture park(韓国)2022、〈メディウムとディメンション-Liminal〉柿の木荘(東京)2022、〈Spring East Asia Series Ⅱ: A Net (Dis)entangled〉CHAT(香港)2022、〈VOCA2022〉上野の森美術館(東京)2022など。https://www.yusukekamata.com/

ライター

トット編集部

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