鳥取県中部のまち、三朝(みささ)で、限りなく自給自足に近い暮らしをしている幸田直人さんとその家族。自分がどういう暮らしをしたいか。そのためには何を身につければいいか。好きなことで生きる技術があれば、不安の生じる隙はない。
鳥取県中部のまち、三朝(みささ)で、限りなく自給自足に近い暮らしをしている幸田直人さん。できることをする。面倒なことはしない。幸田さんは折に触れてそう言う。これまでの経験の中で培った原則が楽しく持続可能な暮らしを実現させるようだ。
鳥取県中部のまち、三朝(みささ)で、限りなく自給自足に近い暮らしをしている幸田直人さんとその家族。庭には鶏がおり、生活道具が置かれとあくまで暮らしていくための風景が広がっている。どういう過程を経て、今のような暮らしを確立する技を身につけたのかをまず伺った。
自分にとって大事な場所、しかしそこに自分はもういない、そんな矛盾――。鳥取出身、京都在住のnashinokiさんが1冊の本や作品を通して故郷の鳥取を考える連載コラム。今回は、ドキュメンターリー映画『BOOKSTORE 移住編』を紹介する最終回。