トットツアーvol.6
倉吉:美術館とアートのまち巡り
9/22(日)開催

ウェブマガジン「トット」では、普段なかなか一人で行くことが出来ない場所にみんなで行って、あれこれとお話も聞いてみるツアーを開催しています。今回訪ねるのは、2025年3月に鳥取県立美術館が開館する、県中部のまち倉吉市です。開館前の美術館や美術コレクションが眠る非公開スポットを巡ります。


今回訪ねるのは3か所。まずは、開館まで半年に迫った「鳥取県立美術館」です。今は建物が出来上がり、これから引っ越しが行われるというタイミング。当日は空っぽの美術館を鳥取県立博物館美術振興課の職員さんにご案内いただきます。

続いて訪ねるのは、2024年3月にオープンした「アート格納庫M」。創業70年以上の歴史を持つ業務用品商社、株式会社丸十が運営するギャラリーです。倉吉とゆかりのある現代美術家・原口典之さんの作品、《Oil and Water》(2003)と《Untitled FCS》(1990)を常設するスペースに加えて、企画展示スペースも併設されており、現在は鳥取市在住の美術家・藤原勇輝さんの展覧会「PYRAMID & MASS GAME FUJIWARA YUKI」を開催中です。こちらでは、ギャラリーの立ち上げ当初から各展示のディレクションを担当しておられるキュレーターの岡田有美子さんに、展示の紹介をしていただきます。

そして、引き続き岡田さんにご案内いただくのが、美術コレクションが眠る倉庫です。倉吉市内のある会社の倉庫には、美術作品のコレクションと膨大な蔵書が収蔵されています。美術館に展示されたことのある作品やこれから展示する可能性のある作品もあるとか。普段は非公開ですが、今回特別に見せてもらえることになりました。

普段見ることが出来ない場所やなかなか聞くことが出来ないお話に触れられる特別なツアーです。開館への期待が高まる鳥取県立美術館と、美術館を盛り上げる周辺のホットスポットを巡りながら、倉吉でアートを感じる一日を一緒に過ごしませんか。ご参加お待ちしています。

photo: Yuki Hayashi


[ナビゲーター]
岡田 有美子 / Yumiko Okada | キュレーター
2018年より北栄町在住。美大卒業後、沖縄のアートNPOで勤務。2011年〜2012年に文化庁新進芸術家海外研修生としてキューバに滞在して以降は、フリーランスのキュレーターとして沖縄とキューバの現代美術に関する研究や展覧会企画を行ってきた。子育てと仕事の両立を模索中。


トットツアーvol.6 倉吉:美術館とアートのまち巡り

日時|2024年9月22日(日) 10:00-15:00(受付9:45~)

スケジュール
10:00-11:00 「鳥取県立美術館」見学
11:15-12:15 「アート格納庫M」見学
12:30-13:30 ランチ
14:00-14:45 コレクション倉庫見学
15:00 終了予定
※時間は多少変動する場合があります

集合場所・駐車場|鳥取県立美術館(鳥取県倉吉市駄経寺町2-3-12)

参加費|3,000円(ランチ代は別途)

定員|10名程度

申し込み締切|9月21日(土)24:00

申し込み方法|以下のURLよりお申込みください。
https://forms.gle/tvsK4qwNuVSgPEjX8

問合せinfo@totto-ri.net / 090-4572-8252(濱井)

主催|鳥取藝住実行委員会
助成|中国5県休眠預金等活用事業2021

ライター

トット編集部

当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。不定期に集まり、運営方針や記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!