R29 AIR 2023「因州和紙×写真~産業ツーリズムの始まり~」6/23(金)-29(木)開催
アーティストインレジデンス(AIR)※のプログラム「鳥取R29 AIR」は、2016年度から県内外のアーティストを招いて滞在制作をおこなっています。このたび写真家の水本俊也さんを招聘し、「因州和紙」「写真」「ツーリズム」をキーワードに、写真展や座談会などを開催します。
招聘作家の水本俊也さんは、鳥取県八頭町出身、神奈川県横浜市在住の写真家。鳥取の伝統工芸品である因州和紙の可能性を感じ、ここ数年、ご自身の写真を因州和紙に印刷して発表されています。
昨年度は「産業とアートのかかわり」をテーマに和紙産業をみつめ、新たな因州和紙の使い方と可能性を考えました。
今年度のテーマは「産業ツーリズムの始まり」。因州和紙に印刷した新たな写真作品をご覧いただけるほか、座談会では「産業ツーリズムを考える」と題し、和紙産業×滞在体験型ツーリズムについて意見を交わします。
和紙や写真に興味がある方はもちろん、鳥取の魅力的な場所やヒト・モノ・コトに興味がある方にもおすすめです。会期中は水本さんも在廊されますので、気軽にお話してみてください。
※アーティストインレジデンス(AIR)・・・各種の芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招へいし、その土地に滞在しながらの作品制作を行わせる事業のこと。AIR(エアー)はAirtist-in-Residenceの頭文字をとった略称。
鳥取Artist-In-Residence
R29 AIR 2023「因州和紙×写真~産業ツーリズムの始まり~」
〈招聘作家プロフィール〉
水本俊也 Mizumoto Shunya
写真家。鳥取県八頭町出身。神奈川県横浜市在住。
公益社団法人日本写真家協会会員。キヤノンジュニアフォトグラファーズ講師。
船旅や海をテーマに世界100近い国や地域を撮影。8回訪れた南極をはじめ、ツバル、北極圏などの僻地でも撮影を行っている。
2013年からは鳥取の豊かな自然を舞台(背景)に、家族の肖像を撮影する「小鳥の家族」を主催。2015年からは「鳥取R29フォトキャラバン」講師を務める。
作品制作に因州和紙を使用し、鳥取からの文化発信を積極的に行っている。
WEB|https://waterbook.net/