鳥取県立美術館 PFI事業者選定
「県民参加型公開プレゼンテーション」参加(傍聴)者募集中
12月20日まで

鳥取県では、2024年度の開館を目指し、県立美術館の準備が進められています。この中で、建物の建築およびその後の管理・運営を担う事業者選定に際しての公開プレゼンテーションが2020年1月9日(木)に実施されます。


今回実施される公開プレゼンテーションは、建設、維持管理、運営等をPFI方式(※)によって担う事業者の選定を行う審査会の一部に位置付けられています。

鳥取県立美術館のコンセプトの一つとして挙げられているのは「県民がつくる美術館」。県民が参加し共に支え育てる美術館を目指しています。この事業者選定の過程においても県民に参画してもらいたいという思いから、入札参加者による審査会に対するプレゼンテーションを県民が傍聴できる形(県民参加型公開プレゼンテーション)で実施するとのこと。現在その参加者(傍聴者)を募集中です。

公平性・競争性の担保への配慮から、参加者はプレゼンテーション中の発言や、可否の表明はできませんが、傍聴中にアンケートが実施され、その結果は公開プレゼンテーションのすぐ後に実施される審査会で報告されることになります。なお、応募者多数の場合は抽選となるとのこと。

当ウェブマガジンtotto(トット)においても、県立美術館の動向については今後も注視していきたいテーマ。ぜひ多くの方のご参加を願います。

[以下、2020年1月8日追記]

公開プレゼンテーションの様子は、会場の倉吉未来中心小ホール内での傍聴以外に、大ホールにおいても映像音声を配信するかたちで参加できるよう対応することとなったようです。大ホールでの参加(傍聴)は申込み等は不要。自由席。ご希望の方は、当日、倉吉未来中心大ホールまでおいでください。
大ホールでの参加について、詳しくは、鳥取県立博物館の下記ホームページをご参照ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1189817.htm#itemid1189817


※「PFI(Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)」とは、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法。 民間の資金、経営能力、技術的能力を活用することにより、国や地方公共団体等が直接実施するよりも効率的かつ効果的に公共サービスを提供でき、事業コストの削減、より質の高い公共サービスの提供が期待されている。


鳥取県立美術館整備運営事業県民参加型公開プレゼンテーション

日時
2020年1月9日(木)10:00- ※概ね午前中を予定、受付時間は9:15-9:45

場所
鳥取県立倉吉未来中心 (鳥取県倉吉市駄経寺町212-5)
小ホール ※事前申込による「参加(傍聴)券」をお持ちの方のみ。指定席です。
大ホール ※追加した会場(映像・音声の配信による)。申込み等は不要。自由席です。

参加(傍聴)申込方法(事前申込制)
鳥取県立博物館ホームページ内に掲載の「参加(傍聴)申込書」に必要事項を記載のうえ、郵送・ファクシミリ・電子メールのいずれかによりご送付ください。
参加(傍聴)定員を超えた場合には、抽選により参加(傍聴)者を決定します。(参加(傍聴)いただけない場合にもご連絡いたします。)
申込期間終了後、12月25日(水)以降に「参加(傍聴)券」をお送りしますので、当日は受付で「参加(傍聴)券」を提示して、プレゼンテーション会場にお入りください。なお、「参加(傍聴)券」を提示されない方は入場できませんので予めご承知ください。

申込期間
2019年12月2日(月)から20日(金)まで(必着)

公開プレゼンテーションの進め方等
入札参加者が1者ずつ、事前に提出した提案書の内容について説明。
同日午後、審査会委員による提案内容全般にわたる事業者ヒアリングを非公開で実施。
公開プレゼンテーション参加者(傍聴者)を対象としたアンケートを実施。

申込・問合せ先
鳥取県立博物館 美術館整備準備室 (〒680-0011鳥取市東町2丁目124)
電話:0857-26-8042  ファクシミリ:0857-26-8041
電子メール:hakubutsukan@pref.tottori.lg.jp

県立美術館整備運営事業に関する主なスケジュール
2019年11月29日 入札書及び提案書の受付締切
2020年1月9-10日 県民参加型公開プレゼンテーション・事業者ヒアリング・審査
2020年1月中旬 落札者の決定・公表
2020年3月 事業本契約の締結(議会議決)
2020年前半から 設計及び建設工事・開館準備
2024年度中 開館

ライター

トット編集部

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