アートの種まきプロジェクト
鳥取県立美術館オープニング直前トーク#01
野口明生×宮原翔太郎「プロジェクトを動かす!」

鳥取県立美術館の開館を記念して行われてきた「長ーい祭りの準備プロジェクト」。美術館の開館前日となる2025年3月29日に、オープンを祝うお祭り「Parade on Parade(パレード・オン・パレード)」が開かれます。そのPR企画として12月21日にトークイベントが開かれます。


「長ーい祭りの準備プロジェクト」とは、鳥取県立美術館の開館に合わせて手作りの「パレード」を催そうとする地域連携型の企画。鳥取市気高町浜村在住の宮原翔太郎さんをアーティスティック・ディレクターに迎えて2023年の2月から始動し、県内各地でミーティングを重ねながら活動を展開してきました。

2025年3月29日には、正式な開館日を翌日に控える中、県立美術館のオープンを祝うために参加者と一緒に手作りしたお祭り「Parade on Parade(パレード・オン・パレード)」が開かれます。当日は大きくて重い山車(1)が浜村から運ばれて登場し、みんなで踊れる簡単&テンションの上がる音頭やパレードの衣装となる”着る楽器”も加わっていくとのこと。

このパレードPRの一環として12月21日からは、鳥取県内で目覚ましい活動を行う方々をゲストに迎えたトークイベントと、「Parade on Parade」の公式ロゴTシャツが作れるワークショップが鳥取県内各地で展開されます。第1回目のトークでは、トットライターでもあり、ゲストハウスや芸術祭など様々な企画の立ち上げや運営を手がけてきた野口明生さんとともに「プロジェクトを動かす」をテーマとしてその魅力や楽しさ、難しさなど、現場やマネジメントについての気になるトピックを自由に語り合います。

トークの前後に開催するロゴ・プリント・ワークショップでは、Tシャツやスウェット、バッグなど好きな布地にシルクスクリーンでプリントできます。パレード当日に着用するユニフォームとして、Parade on Parade企画のPR・応援として、ぜひご活用を!

1.山車については「レポート:「屋台、山を越える。」HATSUGAスタジオ 地域連携プログラム 長ーい祭りの準備プロジェクト プレイベント」参照のこと。


アートの種まきプロジェクト
鳥取県立美術館オープニング直前トーク#01
野口明生×宮原翔太郎「プロジェクトを動かす!」
https://tottori-moa.jp/news/13100/

日時|2024年12月21日(土)
トークイベント:14:00-15:00
シルクスクリーン・ワークショップ:13:00-14:00, 15:00-16:00

会場|みふくや(鳥取市瓦町525)

対象|子ども〜一般

料金|無料(ワークショップで使うTシャツ等の代金は除く)

主催|鳥取県教育委員会事務局 美術館整備局
問い合せ|鳥取県立博物館 美術振興課 tel.0857-26-8045 e-mail. hakubutsukan@pref.tottori.lg.jp


野口明生 / Akio Noguchi
プロジェクトマネージャー / 企画者 / ライター。1985年鳥取県生まれ。地域に立ち上がろうとしている表現や活動に対し、それを実現するための企画提案やマネジメントを行うことを主な活動としている。主な仕事に、「とりいくぐる Guesthouse & Lounge」、「NAWATE」、「奉還町四丁目ラウンジ・カド」、鳥取県総合芸術文化祭2019メイン事業「鳥取銀河鉄道祭」、「〇〇不動産プロジェクト」など。鳥取県中部で活動する記録集団「現時点プロジェクト」メンバー。

宮原翔太郎 / Shoutarou Miyahara
Parade on Parade 芸術監督。1990年東京生まれ香港育ち。学生時代に文化人類学、空間デザインを学ぶ。パーリー建築研究の第一人者として全国を放浪した後鳥取に定住。鳥取県で最も公共性の高いスペース「喫茶ミラクル」を運営しながら建設業を営む。より理想の建築に近づくために2019年令和建設を旗揚げする。曇天野外などのイベントも企画。

ライター

トット編集部

当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。不定期に集まり、運営方針や記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!