鳥取県立美術館ができるまでを伝える現状報告マガジン
『Pass me!』03号まで発行

2024年度に開館が予定されている鳥取県立美術館。「県民がつくる美術館」がコンセプトのひとつに掲げられ様々な事業が進められています。その様子を伝えつつ仲間を増やしていくためのマガジン『Pass me!』が県立博物館から現在03号まで発行されています。


表紙写真では県内の9郡市が舞台となり、それぞれの地域で美術活動に携わる方が「今月の運び人」として登場。収蔵作品が県立博物館から県立美術館へ移る様子や、美術館ができることへの人々の想いや可能性がさまざまに生み出され受け渡されていくことが、白い箱でイメージされています。
それぞれ、01号に県立博物館美術振興課の学芸員の皆さん、02号に美術家・ファッションデザイナーの森田しのぶさんと美術家の山根文子さん、03号にアーティストの淀川テクニックさんが起用され、当ウェブマガジン+〇++〇(トット)では03号からこの「今月の運び人」のインタビューをロングバージョンで掲載しています(1)

中面の「みんなでつくる鳥取県による美術の活動史/県民との交流の歴史 HISTORY OF MUSEUM」には、県立博物館のスタッフをはじめ、関連事業に参加された方々が登場し、活動の様子やそれぞれの声を紹介。

横に並べると時系列を示す線が繋がっていく仕様になっている

1月16日(土)には、このマガジンづくりに関連したワークショップが開かれます。『Pass me!』編集ディレクション担当の多田智美さん(株MUESUM代表/編集者)と、デザイン担当の三宅航太郎さん(うかぶllc.)が講師となり『Pass me!』を読み返しながら主に「デザインすること」についてレクチャーされます。
『Pass me!』が今後一層、県立美術館を多くの人と一緒に考えつくり上げていく場になることを期待します。

1.「トットな人」淀川テクニック(アーティスト)#1 生き生きしてくると面白いじゃないですか、要らないって言われていたものが
      「トットな人」淀川テクニック(アーティスト)#2 アイディアがぱっと繋がる瞬間、一番テンションが上がります
      「トットな人」淀川テクニック(アーティスト)#3 鳥取の海でゴミを探すと、僕は大陸との繋がりを感じます


「鳥取県立美術館ができるまで」を伝えるフリーペーパーづくり:記事作成のための講座3 デザイン編

日時|2021年1月16日(土) 14:00-16:00
参加要件|遠隔会議用PCアプリ「Zoom」を使用できる環境であること
※参加1名につき、1台の通信機器・端末が必要です
主催|鳥取県立博物館
対象|高校生~一般
参加費|無料
定員|20名(先着順)※1月14日で申込受付終了
申込|2021年1月4日(月)8:30~ ※メールのみ、先着順
メールの件名を「デザイン講座申込」として、「氏名」、「(市区町村までの)住所」、「Zoomの使用に関する説明が必要か否か」をご記入のうえ、メールアドレスから、当館宛にお申込みください。後日、いただいたアドレスに当日の通信方法について返信いたします。
hakubutsukan@pref.tottori.lg.jp
問合せ|TEL 0857-26-8045 鳥取県立博物館美術振興課まで

ライター

トット編集部

当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。不定期に集まり、運営方針や記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!