現時点プロジェクト『私はおぼえている』
山形国際ドキュメンタリー映画祭でオンライン上映
10月9日(土)

鳥取県中部の高齢者10名のインタビューを記録した、現時点プロジェクトの映像『私はおぼえている』が、山形国際ドキュメンタリー映画祭2021の日本プログラムに選出されました。10月9日(土)16時30分よりオンライン上映されます。


『私はおぼえている』は、鳥取県中部に暮らす高齢者らにインタビューを行い、自身の半生と鳥取の土地の記憶を語る様子を記録してきた映像シリーズです。2017年より10本(10名)の映像が、鳥取県中部を中心に活動する記録集団・現時点プロジェクトによって制作・公開されてきました。

山形国際ドキュメンタリー映画祭は、1989年にはじまり、ドキュメンタリー映画に特化したアジアでも数少ない映画祭として知られています。今年は10月7日から14日までの期間、オンラインで開催されます。『私はおぼえている』は、日本のドキュメンタリー作品の様々な試みを世界に向けて紹介する「日本プログラム」のひとつに選出されました。

『私はおぼえている』が上映されるのは、期間中の10月9日(土)16時30分から。今回の映像は、シリーズの全10名の映像をひとつにまとめた224分の完全版で、初の英語字幕付きとなります。上映後には監督を務める波田野州平さんのQ&Aも実施されます。

山形国際ドキュメンタリー映画祭のチケットは、2021年10月1日(金)19時より公式サイトにて販売開始されます。

写真:河原朝子


山形国際ドキュメンタリー映画祭2021
日本プログラム

10月9日(土)16時30分〜
『私はおぼえている』(2021/224分/監督:波田野州平)

カメラに向かい鳥取の土地につながる記憶を語る10人の登場人物。
戦前から現在まで個々の人生の記憶が1本の映画を編み上げる。

チケットの購入・上映の詳細は下記リンクをご確認ください。
https://online.yidff.jp/film/i-remember/

ライター

トット編集部

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