アート格納庫M 第三回企画展
藤原勇輝展覧会
PYRAMID & MASS GAME FUJIWARA YUKI
9月8日(日)-10月9日(日)
倉吉市に2024年3月にオープンした「アート格納庫M」。2025年3月に同市にオープンする鳥取県立美術館とも親和性のある展開が期待されています。第三回企画展では、鳥取出身で県外、海外で学んだのちに帰鳥した藤原勇輝を取り上げます。
アート格納庫M は創業70 年以上の歴史を持つ業務用品商社、株式会社丸十が運営するギャラリー。倉吉とゆかりのある現代美術家・原口典之さんの作品、《Oil and Water》(2003)と《Untitled FCS》(1990)を“格納” するスペースとして構想されました。これらの作品を常設するスペースに加えて、数ヶ月に一度展示替えを行う企画展示スペースも併設されています。若手アーティストや地元にゆかりのある作家の作品を中心に展示・販売が行われます。
第三回企画展として開催されるのは、朝鮮半島と日本との地政学的関係を考察する立体作品を数多く発表してきた藤原勇輝さんによる展覧会「PYRAMID & MASS GAME」です。本展では、在日コリアンとの関係が深いパチンコ産業から着想を得たシリーズのひとつで、パチンコ玉やパチンコ釘といった素材が用いられたインスタレーション作品が展示されます。
9月8日(日)には藤原さんによるアーティストトーク、9月15日(日)には鳥取県立美術館館長の尾﨑信一郎さんとのクロストークも予定されています。お見逃しなく。
写真:藤原勇輝 マスゲームシリーズ(2024)より部分
藤原勇輝 / Yuki Fujiwara
1976年生まれ、広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻専攻修了(2004)。広島で彫刻を学び、ドイツ(ハノーファー)やスペイン(バルセロナ)での留学、レジデンス経験を積んで帰鳥。日本海に面した極東アジアの特異な事象について考察し、国家や戦争、民族をテーマに立体やインスタレーション作品を発表している。韓国・済州島(済州4・3)と日本との関係性をテーマにアートプロジェクト「4・3 Art Project -逆走して歴史と出会う-」を2025年より実施予定。現在、鳥取市在住。
主な個展に「PACHINKO TRILOGY “777”」(PORT ART & DESIGN TSUYAMA/岡山/2022)、「PYRAMID」(奈義町現代美術館/岡山/2019)。主なグループ展に「Island」(seogwipo arts center/韓国、済州島/2016)。主なレジデンスに Jeju international art center (30 August~30 November2016) Jeju Island/KOREA がある。
https://www.yukifujiwara.jp
アート格納庫M 第三回企画展
藤原勇輝展覧会
PYRAMID & MASS GAME FUJIWARA YUKI
日時|2024 年9 月8 日(日)-10月9日(日) 10:00 – 17:00(入館は16:30 まで)
休館日|火・水曜日(祝日の場合はその翌日)
入館料|大人 1,000 円、学生 800 円、中学生以下無料(要保護者同伴)
※県民の方は入館料から200円引き。その他、各種割引あり。詳細はHPをご確認ください。
アーティストトーク|
2024 年9月8日(日) 16:00-17:00
作家による作品解説
※予約不要、この時間は入館料は無料です。作品購入も可能ですのでお気軽にお問合せ下さい。
クロストトーク|
2024 年9月15日(日) 16:00-17:30
藤原勇輝× 尾﨑信一郎(鳥取県立美術館館長)
※予約不要ですが入館料は必要です。
問合せ|
〒682-0925 鳥取県倉吉市秋喜350-23 株式会社 丸十 アート事業部
tel:0858-48-2222 mail:info@arthangarm.com
https://www.arthangarm.com/