エクアドルのアーティストに学ぶ、
南米のフェミニズム・アート・アクティビズム
11月18日(土)・19日(日)開催

鳥取藝住実行委員会では、現在「鳥取クリエイティブ・プラットフォーム構築事業」に取り組む一環として、県内各地の様々な立場の方々へ「労働」にまつわるヒアリングを行っています。今回はオープンな場で南米の事例に学びます。


鳥取クリエイティブプラットフォームでは、「持続可能なアートと暮らしのために-鳥取の個人的な芸術と労働についての話を収集する」として、今年度様々な形でアートに関わる方にインタビューを行ってきました。聞き取りはまだ始まったばかりですが、中でも女性たちの経験を聞く中であらためてフェミニズム、アートアクティビズム、ジェンダー暴力について学ぶ必要を感じ、このようなイベントを企画しました。

東京での展覧会のために来日するエクアドルからのフェミニスト・アーティスト3名を鳥取に招き、湯梨浜ではトークイベント、米子ではワークショップを行います。ワークショップではアーティストのお話を聞き、簡単な作業をしながらみんなでフェミニズムやジェンダー暴力のテーマについて語り合います。


エクアドルのアーティストに学ぶ、
南米のフェミニズム・アート・アクティビズム

トークイベント / 湯梨浜] 
日時|2023年11月18日(土)10:30-12:00
場所|たみ(689-0712 鳥取県東伯郡湯梨浜町中興寺340−1)
定員|15名 参加無料
使用言語|日本語

ワークショップ / 米子
日時|2023年11月19日(日)14:00-17:00
場所|ちいさいおうち (683-0001 鳥取県米子市皆生温泉2丁目9−36)
参加条件|18歳以上の女性、ディシデンシアの方(家父長制の強いるジェンダーやセクシュアリティに反抗するジェンダーアイデンティティーの人)
定員|10名 参加無料
使用言語|日本語

※トーク、ワークショップともに参加無料ですが予約が必要です。イベントでは、トランスジェンダーを含む性的マイノリティへの差別など、あらゆる差別に反対します。また、ジェンダー暴力などセンシティブな内容を含みますので予めご了承ください。

申し込み方法
|以下のwebフォームから必要事項をご記入ください。
https://forms.gle/ce9U8TKZrRjcczJ99

託児|先着順で若干名可能です。申込の際に詳細をご記入ください。11月10日締め切り。また、現在託児スタッフを調整中です。必ずしも希望に沿えない場合があること、予めご了承ください。

主催・問合せ|鳥取藝住実行委員会 geiju@totto-ri.net
助成|中国5県休眠預金等活用事業2021


岩間 香純 / Iwama Kasumi
フェミニスト・アーティスト。平成生まれのミレニアル育ち。様々なメディアを用いてグローバル化、国境等のあらゆる境界、フェミニズムなどのテーマをアメリカと日本の間で育ったミレニアル/ゆとり世代目線で表現する。ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツを卒業後(BFA取得)ニューヨーク、東京、ヨーロッパ、南米などで制作と発表活動を続け、アクティヴィスト、フェミニストと一緒に運動にも関わっている。アートに特化した日英翻訳も行っている。2021年キトのアンディナ・シモン・ボリバル大学修了(文化学/カルチュアラル・スタディーズ専攻)。

ディアナ・ガルデネイラ / Diana Gardeneira
エクアドルのグアイヤキル市を拠点とするビジュアルアーティスト、 グラフィックデザイナー、フェミニスト、アクティビスト。アート集団「La Gallina Malcriada」の共同設立者でもあり、 3人の女性アーティストとともに、女性同士のネットワークを作るためのイベントを開催するなど、女性がお互いに知り合い、支え合うことを促進する活動をしている。

アンドレア・サンブラノ=ロハス / Andrea Zambrano Rojas
ビジュアル・アーティスト、フェミニスト・アクティビスト。エクアドルのキト市を中心にイラストレーター、教育者、パフォーマーとしても活動している。彼女はエクアドルとメキシコで、ジェンダー問題、ポピュラー・フェミニズム、コミュニティ・フェミニズムに関する芸術的・教育的プロジェクトを行い、さらに自然や生態系の防衛や保全の問題についての活動も行っている。

 

ライター

トット編集部

当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。不定期に集まり、運営方針や記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!