想田和弘監督作品『選挙』上映会
11月17日(日) 13、16、19時 3回上映

日本の選挙運動の裏側を徹底的に取材したドキュメンタリー映画『選挙』(1)。10分以内の映像作品を公募・審査・上映する活動を柱として、毎年開催されてきた「よなご映像フェスティバル」のプレイベント第3弾として上映会が開かれます。


映画『選挙』は、想田監督の大学の同級生・山内和彦が川崎市議会の補欠選挙に自由民主党公認で出馬すると知り、制作されたもの。
襷と白い手袋というファッション、選挙カーでただただ大音量で名前を連呼する、顔写真と名前とスローガンだけのポスターなど、立候補者の政策や人柄を知ることとは関係のないことが、日本の選挙運動において当たり前に行われる不可解さを、徹底的な観察視点で炙り出した作品です。

予断と先入観をなるべく排除して対象をよく観察し、その観察で発見したことを映画にすることを心掛けているという想田監督。観客にも自分の目と耳で観察してほしいという思いから、ナレーション、音楽、説明テロップを用いず「視線」を意識したつくりとしているそうです。

これまで、ベルリン国際映画祭、シドニー映画祭、シネマ・ドゥ・レエル映画祭、サウス・バイ・サウス・ウエスト映画祭、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭、香港国際映画祭、バルセロナ・アジア映画祭、フリブール映画祭、Hot Docs カナダ国際ドキュメンタリー映画祭などに正式招待され、ベオグラード・ドキュメンタリー映画祭ではグランプリを受賞しています。

見慣れた光景を「当たり前」とせずによく観ること、そこからの発見を知り、そして日本の民主主義を考えるために、ぜひ観ていただきたい作品です。お見逃しなく。

1:2005年10月、川崎市議会議員選挙<宮前区選挙区補欠選挙に自由民主党公認で出馬し、選挙活動を行う様子をドキュメントした映画作品。2011年4月には、川崎市議会議員選挙宮前区選挙区に脱原発を訴えて無所属で出馬しており、その様子は続編映画『選挙2』に収められている。


第12回よなご映像フェスティバル・プレイベント 連続上映会第3弾
想田和弘監督作品『選挙』上映会
https://www.facebook.com/events/614117232455833/

日時
2019年11月17日(日)13:00-、16:00-、19:00- (同作品の3回上映)

場所
Community Lab.野波屋(米子市道笑町1-28-1 ダラズ・クリエイト・ボックス向かい)
※車で来場の際は近隣のコインパーキングをご利用ください。

料金
一般・学生800円/中学生以下無料

問合せ先
080-5232-2993 (よなご映像フェステバル事務局 水野)


想田和弘 / Kazuhiro Soda
映画作家。1970年栃木県足利市生まれ。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒。スクール・オブ・ビジュアルアーツ映画学科卒。93年からニューヨーク在住。16−17年にかけてミシガン大学招聘教授。
https://www.kazuhirosoda.com/biojp

ライター

トット編集部

当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。不定期に集まり、運営方針や記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!