〇〇AIR #2「篠田千明を囲む夜」
1月22日(日)倉吉市パープルタウンにて

鳥取県倉吉市のパープルタウンを拠点としたアーティストインレジデンスプログラム「〇〇AIR」。その第二弾アーティストが演劇作家の篠田千明さんと発表されました。1月22日(日)に、最初のアーティストトークが行われます。


「〇〇AIR」は、2021年より鳥取県倉吉市のショッピングセンター・パープルタウンを拠点に活動する〇〇不動産プロジェクトが、2021年より実施しているアーティストインレジデンスプログラムです。今回、新たに「〇〇AIR」参加アーティストとして演劇作家の篠田千明さんの参加が発表されました。そして最初のアーティストトークが、1月22日(日)にパープルタウンで行われます。

劇団・快快(ファイファイ)の立ち上げメンバーとしても知られ、2012年以降は海外を拠点に作品制作をしてきた篠田さん。近年は、再び日本に戻り活動をしています。トークでは篠田さんのこれまでの作品や活動を本人が紹介するほか、初めて鳥取を訪れるという篠田さんと、鳥取県中部の情報交換をするざっくばらんな時間になるということです。現在、このトークの参加申し込みの事前受付が行われています。

「〇〇AIR」では過去に、2021年から2022年にかけてアーティストの増本泰斗さんを迎えて「丸くずらす、柔らかく手放す、小さく遠ざかる、遅く掴む」というプログラムを行い、今回は第二弾となります。


〇〇AIR #2 篠田千明を囲む夜

2023年1月22日(日)17:00〜19:00
レンタルスペースpeople(⿃取県倉吉市⼭根557-1 パープルタウン2F)
参加無料
予約フォームから参加受付中、先着順。当日券は未定。
https://bit.ly/maru2air2

主催・問い合わせ
〇〇不動産プロジェクト
maru2.fudosan@gmail.com

企画|うかぶLLC
共催|鳥取県
助成|令和4年度鳥取県アートによる地域活性化促進事業補助金


篠田千明(しのだ・ちはる)
演劇作家、演出家、イベンター、観光ガイド。
2004年に多摩美術大学の同級生と快快を立ち上げ、2012年に脱退するまで、中心メンバーとして主に演出、脚本、企画を手がける。その後バンコクを拠点を移動し、ソロ活動を続ける。『四つの機劇』『非劇』と、劇の成り立ちそのものを問う作品や、チリの作家の戯曲を元にした人間を見る動物園『ZOO』、その場に来た人が歩くことで革命をシュミレーションする『道をわたる』などを製作している。2018年BangkokBiennialで『超常現象館』を主催。2019年台北でADAM artist lab、マニラWSKフェスティバルMusic Hacker’s labに参加。
2020年3月に日本に帰国、練馬を拠点とする。
2020年YCAMと共同でオンラインパフォーマンス『5x5x5本足の椅子』製作。2021年には穂の国とよはし芸術劇場でのダンスレジデンスにて『体を書くリハーサル』発表、2022年には東京の民家を舞台に『no plan in duty』を演出。
また美学校で『劇のやめ方』という講座を担当している。
写真: Ryo Oguchi

〇〇不動産プロジェクト
〇〇は、楽しいこと嬉しいことのマルであり、そこに何が起きるのかを想像する余白。ショッピングセンター・パープルタウンから倉吉駅前の新たな地域コミュニティをつくる、民間企業や個人の集まる協働プロジェクトです。2021年春より、毎月第二日曜の「パータン〇〇市」、館内映画館での上映とゲストトーク「〇〇と映画」、アーティストによる滞在制作「〇〇AIR」など様々な企画を実施しています。

ライター

トット編集部

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