「イトナミダイセン藝術祭2021」

アートとともにある暮らし、大山とともにある営み、を知る『イトナミダイセン藝術祭』。5回目となるテーマは「かえる」。


2013年に「大山アニメーションプロジェクト」として始まった「地域」と「アート」をつなぐプロジェクト。こっちの大山研究所の大下志穂がアートディレクターを務める取り組みは、「イトナミダイセン藝術祭」と名前を変えて今年で5年目を迎えます。今年の藝術祭のテーマは「かえる」。少し立ち止まって、自分たちの歩んできた道を振り返ることで、未来をよりよいものに変えることができるかもしれないという願いが込められています。

昨年に引き続き物語作家のわたなべなおかとバリ仮面舞踏家の小谷野哲郎によるユニット「hoshifune」による影絵公演を始め、舞踏家目黒大路による「疫病神ーヴァリアントー」、絵本作家よしとによる新感覚紙芝居ライブなどバリエーション豊なラインナップ。ギャラリー展示では、昨年も大好評だった地元アーティストが勢揃い。米子在住の張楚靈、安藤真央や島根在住のNeccoKanako、長田在住のジェレミー・ベティに加え、陶芸家・徳田喜美子、ぬいぐるみ作家kyoron、hemo nessによるインスタレーションなど見応えある内容です。

この他、アーティストによるワークショップや、地元在住の宮大工やチェーンソーアーティスト、絵本作家よしとによるトーテムポール建立なども行われます。

星がめぐり、時がめぐり、命がめぐり、めぐりめぐって、すべてはひとつに還ってゆく。さまざまなジャンルの垣根をこえ、アートとともにある暮らし、大山とともにある暮らしをぜひお楽しみください。


イトナミダイセン藝術祭2021
10月30日(土)ー11月14日(日)
大山町長田、むきばんだ史跡公園
*常設展示を含め、全プログラム完全予約制
参加申し込みはdaisenlabo@gmail.com、もしくは電話090-4026-6017まで

日程|2021年10月30日(土)ー11月14日(日)
時間|各プログラムによる
(常設作品展示 11:00-20:00 *完全予約制)
料金|各プログラムによる
会場|大山町長田集落、むきばんだ史跡公園
主催|こっちの大山研究所
共催|鳥取県(令和3年度 工芸・アート村推進事業)
*全プログラムの情報や最新情報はfacebookページにてご確認ください。

*常設展示を含め、全てのプログラム完全予約制となりますのでご確認ください。

新型コロナウイルス感染防止の観点から以下、ご協力ください。
・マスク着用でのご来場と手指消毒、検温にご協力ください。
・発熱やせきなど体調に不良のある場合は、ご来場をお控えください。
・会場では人と人との間隔を十分に確保してください。

本展覧会に関するお問い合わせ先
メール daisenlabo@gmail.com
TEL 090-4026-6017

ライター

トット編集部

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