舞台芸術にふれる夏
ちづの町と森の演劇祭2026
2026年7月3日(金)- 7月26日(日)
第3回目を迎える「ちづの町と森の演劇祭」。観客に対して1対1のパフォーマンスを行うアダム・キナー&クリストファー・ウィレスの「マニュアル」、与那国島の海底遺跡を舞台にした影絵芝居「鯨生」、劇作家・演出家の私道かぴによる朗読上演「ちづのこえ」、智頭町文化協会主催の公演「因幡の伝統芸能」など、見どころあふれる演劇祭をお楽しみください。
ちづの町と森の演劇祭は、演劇をはじめとする舞台芸術作品に触れる機会を創るため、智頭町百人委員会教育・文化部会の有志メンバーと智頭町文化協会が実行委員会を立ち上げスタートした演劇祭です。演劇祭の制作・運営は、NPO法人智頭コミュニティ劇場が担当しています。
上演に加えて、もの作り工房を訪ねる体験ワークショップも実施されるなど、幅広い世代が楽しめる演劇祭となっています。夏のひと時を智頭町でゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか?
アダム・キナー&クリストファー・ウィレス(カナダ・モントリオール)
「マニュアル」
カナダ・モントリオールを拠点とする2人のアーティスト、アダム・キナーさんとクリストファー・ウィレスさんによる上演です。図書館を舞台に、観客はガイド役となる演者に導かれながら、開館中の図書館内を静かに歩き、一緒に本を眺め、ヘッドホンから流れる音に耳を傾けます。普段とは異なる時間の中に浸りながら、見る、聞くといった感覚を通して、公共の場所である図書館を少しだけ違う角度から体験します。智頭町に暮らす人々にとっての文化的拠点となっている「ちえの森ちづ図書館」に、本作品がどのような波紋を広げるのか、ご期待ください。
影絵芝居
「鯨生~Geio~」
日本最西端の島・与那国島と台湾の町・花蓮の間の海を舞台に展開される物語を、影絵による幻想的なイメージで描きます。公演の翌日には、切り絵・影絵ワークショップも予定されています。
私道かぴ作・演出
「ちづのこえ」
劇作家の私道かぴさんが智頭町を訪れて書いた朗読劇です。2025年から智頭に通い、宿場町の昔の姿のこと、森林にまつわるお仕事のこと、町にあった映画館のこと、脈々と続く芸能のことなど沢山のお話をまとめて、「ちづのこえ」というお話が完成しました。朗読劇には智頭の歴史に興味がある方、声を出して朗読をしてみたいと考える方も参加します。私道さんにとって6回目となる6月の智頭での滞在では、出演する俳優2名と朗読参加者も加わっての練習も行われます。
智頭町文化協会 第四回文化振興事業
公演「因幡の伝統芸能」
智頭町文化協会主催の舞台公演です。鳥取県内の芸能団体を招へいします。
トップ写真:「マニュアル」 Photo by Anna Wansbrough

アダム・キナー / Adam Kinner
ティオティアケ=ムーニヤン=モントリオール在住のアーティスト。音楽を専門的に学んだ後、現在は、ダンスや音楽領域のアーティストと共に、パフォーマンス・音・視覚芸術の境界線上で作品を制作している。近年の作品としては、Artexte でのパフォーマンスの歴史・音響作品・朗読を国家と個人の視点から紡いだ展示や、モントリオール現代美術館での 8 人のサクソフォニストとのパフォーマンス、OFFTAでの研究及びパフォーマンスがある。また、Leonard and Bina Ellen Gallery、SBC Gallery、Galerie d’UQAM、Musée McCord をはじめ、Usine C、Tangente、Studio 303、Innovations en Concert 等でも展示を行った。カナダ国外では、イギリス、アメリカ、フランスやベルギーにも招聘された。2017 年にはブラジルのサルヴァドール・デ・バヒアの The Vila Sul のフェローとなった。マギル大学とコンコルディア大学の学位を持ち、シカゴ美術館附属美術大学のMFA(芸術修士号)を有する。
クリストファー・ウィレス / Christopher Willes
カナダを拠点にする作曲家/音楽家、研究者、ドラマトゥルク。「聴くこと」の対象とその実践に焦点をあてた彼のプロジェクトの多くは、作品制作・学習・パフォーマンス・出版・キュレーション・研究の境界線を溶かすような長期的共同作業から生まれている。また、10 年以上にわたって、劇場でのサウンド・デザイナーおよびドラマトゥルクとして活躍してきた。特に2014 年以降、トロントに拠点を置く学際的なパフォーマンス研究を行う Public Recordings と密接に仕事をしてきた。近年では、The Toronto Biennial of Art(カナダ)、the Music Gallery(カナダ)、Fierce Festival(イギリス)、Musée d’art de Joliette(ケベック)、Bétonsalon(フランス)、OFFTA(ケベック)、Take Me Somewhere(イギリス)、PuSH Festival(カナダ)で展示を行ってきた。トロント大学音楽学士、バード・カレッジ芸術修士を持つ。コミュニティ・アートのプロジェクトやワークショップを主催し、現在ウォータルー大学で紛争調停を学んでいる。
私道かぴ / Shidou Kapi
神戸市出身。劇作家、アーティスト。京都を拠点に活動する団体「安住の地」所属。各地に実際に滞在し聞いた話を基に作品をつくる。近年はお祭りや養蚕、ダムの流域や団地など土地とつながりの深いテーマで制作している。地域に滞在してその土地の歴史をテーマに制作する音声インスタレーション『〇〇のこえ』シリーズは、『駅のこえ(2022)』『団地のこえ(2023)』『みやこのこえ(2024)』『越後瞽女さをめぐるこえ(2024)』『かないわのこえ(2024)』『かまいしのこえ(2025)』とこれまで6作品制作している。
「ちづの町と森の演劇祭2026」
上演演目・日時・会場等|
アダム・キナー&クリストファー・ウィレス(カナダ・モントリオール)
「マニュアル」
【公演日】7月3日(金)- 5日(日)
【開演時間】10:00 / 10:20 / 11:10 / 11:30 / 12:20 / 12:40 / 14:00 / 14:20 / 15:10 / 15:30 / 16:20 / 16:40
(※16:40の回は7月3日のみ)
【会場】ちえの森ちづ図書館
【料金】一般1,500円 18歳以下500円 中学生無料 ※中学生以上推奨
開館中の図書館で上演される作品。1回の上演は、観客1人に向けて行われます。
影絵芝居
「鯨生~Geio~」
【公演日】7月17日(金)計3回上演
【開演時間】11:00 / 13:30 / 19:00(開場15分前)
【会場】智頭町総合センター大集会室
【料金】一般1,000円 18歳以下500円 小・中学生無料
※7月18日(土)10時から、切り絵・影絵ワークショップを行います。
(ワークショップは、同日15時からわらべ館でも行われます。)
私道かぴ作・演出
「ちづのこえ」
【公演日】7月19日(日)・20日(月・祝)計2回上演
【開演時間】14:00(開場13:30)
【会場】ひだまりホール(「ほのぼの」内)
【料金】一般1,000円 18歳以下500円 小・中学生無料
智頭町文化協会「第四回文化振興事業」
公演「因幡の伝統芸能」
【公演日】7月26日(日)
【開演時間】13:30(開場13:00)
【会場】智頭町総合センター大集会室
智頭の手仕事体験ワークショップ|
lore + needles「革あそび – “牛革の鍵入れ” を作ろう!」
【日時】7月12日(日)13:30-15:30
【会場】智頭町総合センター 技術研修室
【対象】小学生以上 ※小学生は必ず保護者同伴でご参加ください。
【人数】6名まで(先着順)
【参加料】3,000円(材料費込み/演劇祭チケット購入者は1,500円)
【申込み締切り】7月9日(木)
ちずぶるー「藍のたたき染めワークショップ」
【日時】7月18日(土)13:00-14:00
【会場】藍染工房ちずぶるー(鳥取県八頭郡智頭町智頭555)
【対象】小学生以上 ※小学生は必ず保護者同伴でご参加ください。
【人数】6名まで(先着順)
【参加料】2,200円(材料費込み/演劇祭チケット購入者は1,100円)
【申込み締切り】7月17日(金)
チケット・ワークショップ申込み用フォーム|
【公演チケット】
https://forms.gle/9ES37yDnA9ZACHri6
【ワークショップ】
https://forms.gle/JsS22Qy2bTj1H2s16
助成|公益財団法人 福武財団、ごうぎん文化振興財団、令和8年度鳥取県地域の芸術祭等開催支援事業、
Canada Council for the Arts(「マニュアル」)、Conseil des arts et des lettres du Québec(「マニュアル」)、
公益財団法人セゾン文化財団(「ちづのこえ」)
協力|ケベック州政府在日事務所(「マニュアル」)
後援|智頭町、智頭町教育委員会
運営|NPO法人智頭コミュニティ劇場
共催|智頭町文化協会
主催|ちづの町と森の演劇祭実行委員会
お問い合せ|chizucommunitytheatre@gmail.com
090-1115-0487(担当:米井啓)