鳥取で短歌と落語の会
12/1(日)、2(月)SHEEPSHEEP BOOKS
鳥取市出身の歌人・吉田恭大さんをはじめ、歌人と落語家4名が出演し、文芸と演芸にじっくり触れることのできる会が開かれます。
12月1日(日)に実施される短歌会は、ともに鳥取市出身の歌人、吉田恭大さんと津中堪太朗さんが、初めての方にも分かりやすいワークショップ形式で開きます。また両日、2回に渡り開催される落語会は、詩人としても活躍する大阪市出身の噺家、笑福亭智丸さんがプロデュース。お隣の島根県出身の桂弥っこさんの助演で、たっぷりお楽しみいただきます。終演後には歌人と噺家によるクロストークも開催されるとのこと。
会場は、定有堂ビル(※)の2階に今年5月にオープンした古書店SHEEPSHEEP BOOKSさんです。全回通しで参加はもちろん、短歌だけ、落語だけの参加もOK。この機会をぜひお見逃しなく。
※ 定有堂ビルには2023年4月に閉店した「定有堂書店」が1階に入っていた建物。定有堂書店と吉田恭大さんとの関係については、『インタビュー「+〇++〇な人」吉田恭大(歌人/舞台制作者)#3体験や行為のかけがえのなさと、人間そのものの“かけがえのなくなさ”』で語られています。https://totto-ri.net/interview_yasuhiroyoshida003/
鳥取で短歌と落語の会
スケジュール|
2024年12月1日(日)
16:00-18:00 短歌会(吉田・津中)
19:00-21:00 落語会(智丸・弥っこ)
2024年12月2日(月)
12:00-14:00 落語会(智丸・吉田)
チケット|各回2000円
2回セット券3000円 3回セット券4000円
※学生・70歳以上半額、中学生以下無料
定員|各回最大20名
会場|SHEEPSHEEP BOOKS(鳥取市元町121 定有堂ビル2階)
申込方法|以下のフォームに必要事項を記入のうえお申込みください。
https://forms.gle/DTUzTTRndz3MLptu7
主催|短歌と落語の会実行委員会
助成 |鳥取市地元芸術家活用支援事業補助金
連絡先|nejyun8@gmail.com(吉田)
吉田恭大 / Yasuhiro Yoshida
1989年鳥取市生まれ。歌人・舞台制作者。中学より歌作を始め、塔短歌会・早稲田短歌会で短歌を学ぶ。2019年いぬのせなか座より歌集『光と私語』を刊行。自主流通書籍としては異例の4刷5000部を達成する。歌人として精力的に活動すると同時に、舞台制作者として演劇・ダンス・落語会などの企画運営に携わる。2020年日本海テレビ「いっちゃん歌会」選者。現在第二歌集を準備中。
津中堪太朗 / Kantarou Tsunaka
2001年鳥取市生まれ。大学より歌作を始め、在学中は岡山大学短歌会に所属。機関誌「岡大短歌」等に作品を発表する。現在、結社・同人への所属無し。2023年より鳥取市を拠点に活動中。
笑福亭智丸 / Chimaru Shoufukutei
1988 年大阪市生まれ。上方落語協会所属。2012 年、本名の疋田龍乃介(ひきたりゅうのすけ)名義で、思潮社より詩集『歯車 VS 丙午』上梓。同年の中原中也賞候補、萩原朔太郎とをるもう賞候補に。2013年笑福亭仁智に入門。以来、古典から新作まで幅広く挑戦する一方、執筆活動にも精力的に取り組んでいる。若手噺家グランプリ2021で決勝に進出するなど注目の新鋭。
桂弥っこ / Yakko Katsura
2014年2月、桂吉弥に入門。二番弟子。島根県雲南市出身、高崎経済大学卒。落語以外にも余芸として日本舞踊や義太夫などを習い、幅広い芸域を目指す。芸歴1年違いの笑福亭智丸と「としごの会」を全国で開催し、ユニットとしての発信も続けている。