蛇谷りえの
鳥取☆おしゃれcollection – 2017 SS
#2 鳥取のドラえもん

湯梨浜のゲストハウス・たみや鳥取駅前のY Pub&Hostelを運営するうかぶLLCの蛇谷りえ(大阪出身/トレードマークはピンクのめがね)が、県内で出会ったおしゃれガール&おしゃれボーイを突撃スナップ&インタビュー。ここで言う“おしゃれ”とは、流行とか最先端って意味じゃなく、その人の内面とか暮らしから自然と溢れちゃうもの。ここにしかいない人の、ここにしかないオシャレ最新型を探します!


2回目は、春日和の漂う4月29日に鳥取市川端で開催された「川端賑わい日~古本と暮らしの蚤の市〜」を訪ねました。朝から午後まで鳥取市中心市街地全体が歩行者天国となっていて、家族連れや若者たちが行き交う中、発見!迷わず友達のカメラを片手に駆け寄って話しかけました。

名前:村島尚文さん
職業:不明(質問漏れ)
場所:鳥取市川端

トップスはワークシャツにドラえもんのプリント生地を切り抜いてコラージュがされています。ズボンはジーンズパンツにKISSのロゴのバックルがついた白い革ベルトが存在感を出してバランスいい。撮影に慣れているのか前や後ろ、横をポージングしてくれて、お尻の方にはドラえもんの尻尾がありました!帽子もバックも既成のものをコラージュされています。

インタビューをしようとしたら、「わたしのこと知らないの?」といって、「村島尚文 ドラえもん」で検索して!と財布から名前のメモを手渡されました。ふむ、ファッションに言葉は無用。他の方の話によると鳥取市で見かける機会が多いらしいですが、わたしは初めてお会いできて感動しました。市販のシャツもバッグも自分の手でリメイクした服はインパクトが違いますね。ご本人の話によるとロックバンド「KISS」バージョンもあるらしいので、次回に乞うご期待!

ライター

蛇谷りえ

1984年大阪生まれ。2012年に「うかぶLLC」を設立し、共同代表の一人。うかぶLLCでは、鳥取県は湯梨浜町にある「たみ」と、鳥取市にある「Y Pub&Hostel」を経営している。また、鳥取大学地域学部教員の合同ゼミ「鳥取大学にんげん研究会」やアートプロジェクト「HOSPITALE」のマネジメントなど、ある世界の中で、サテライト的な関わりであれこれつなげるのが得意。”外”担当。 photo:Patrick Tsai