トットツアーvol.7
智頭:手仕事の技と思いに触れる
11/9(土)開催

ウェブマガジン「トット」では、普段なかなか一人で行くことが出来ない場所にみんなで行って、あれこれとお話も聞いてみるツアーを開催しています。今回訪ねるのは、鳥取県東部の智頭町です。豊かな自然と歴史・文化に恵まれたまちで、手仕事の現場を訪ねながら2つのワークショップを体験します。


今回は、智頭町で2つの手仕事の現場を訪ねます。
まず訪れるのは「藍染工房ちずぶるー」です。智頭町の特産品づくりを目的として、2005年に地元の女性たちが立ち上げた企業組合で、2020年に継業し、現在は20~50代の女性たちが制作しています。自分たちで藍のタネから育て、葉のみを手作業で選別することで智頭だけの澄んだ藍色を実現。一針一針、一枚一枚を丁寧に染め上げ、” Made in Chizu “にこだわったものづくりを行っています。
当日は、藍染製品づくりの工程やものづくりへの思いを伺った後、藍染体験も。世界にひとつだけ、自分で染めた自分だけのハンカチを作ります。

ちずぶるーのメンバーたち <写真提供:藍染工房ちずぶるー>
一枚一枚を手作業で染めていく <写真提供:藍染工房ちずぶるー>

2か所目は、革工房「lore + needles(ロー・アンド・ニードルズ)」。革職人の濱口恵実さんは、2018年に智頭町に移住し、翌年、革小物ブランド「lore + needles」を創業しました。自然に囲まれた美しい環境の中で、民藝の考え方を基本に、簡素で飾らない、使うたびに美しくなる日用品を素材と遊びながら手作りしています。
こちらでは「革あそび ― ”牛革・鹿革のキーホルダー”を作ろう!」と題してワークショップもしていただきます。革の基本知識から、穴あけ、手縫いなど、革小物のつくり方を紹介してもらいます。縫い糸は10色から選べるとか。

lore+needlesの革小物 <写真提供:lore+needles>
ワークショップでは好きな色や形の革を選んでキーホルダーを作ることができる <写真提供:lore+needles>

地方でのリアルな暮らしとものづくりを体感できるツアー。ワークショップで作ったものはお土産としてお持ち帰りいただけます。芸術の秋、智頭町で特別な体験をしてみませんか。


トットツアーvol.7 智頭:手仕事の技と思いに触れる

日時|2024年11月9日(土)10:00-15:00

集合時間・場所|9:50 智頭宿特産村・智頭町民グラウンド駐車場(受付9:30~)

スケジュール
10:00-12:00頃 ちずぶるー工房見学&WS
12:00-13:00頃 楽之でランチ
13:30-15:30頃 lore+needles工房見学&WS
15:45頃 終了予定
※時間は多少変動する場合があります

参加費|6,000円(ランチ代は別途)

定員|10名程度

申し込み締切|11月6日(水)24:00

申し込み方法|以下のURLよりお申込みください。
https://forms.gle/evedXKA1BVSAmQQt5

問合せinfo@totto-ri.net / 090-4572-8252(濱井)

主催|鳥取藝住実行委員会
助成|中国5県休眠預金等活用事業2021

ライター

トット編集部

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