トットローグvol.10  
これからのフォトツーリズムの可能性 〜アート・暮らし・手仕事〜

2月15日(水)13:30-15:00

トットによる対話のためのプラットフォームづくり、トットローグ。10回目となる今回は、写真家・水本俊也さんをゲストに迎え、鳥取におけるフォトツーリズムの可能性についてみんなで考えます。


鳥取であるテーマをみんなと話したいと思ったとき、誰もが使える場所(プラットフォーム)をつくることを目指してスタートしたトットローグ。今回は、写真を通して鳥取の魅力を体感し、伝えていくアイデアをみんなで考えてみませんか。

鳥取県は陶芸、和紙、木工、染色など民藝の流れをくむ手仕事が盛んで、豊かな暮らしが息づいています。また、鳥取砂丘や大山などの雄大な自然があり、それらを繋ぐように美しい海岸線も続いています。そして、塩谷定好、植田正治といった写真家も鳥取を舞台に活躍してきました。近年はゲストハウス、カフェ、ギャラリーなどの個人が営む小さくも魅力的になお店も増えてきています。

こうした県内の魅力的な風景や場所、人を、写真を撮りながら巡っていくことで、より深く味わうことができると思うのです。また、撮った写真を介して、その魅力を広く伝えていくことも可能です。

ゲストの水本俊也さんは、鳥取の豊かな自然の中で家族の肖像を撮影する「小鳥の家族」を10年間に渡って続けており、また近年は写真を鳥取県特産の因州和紙に印刷して発表するなど、地域に目を向けた活動に力を入れている写真家です。
そして、ファシリテーターには、鳥取の人と場所と情報を繋ぐさまざまなプロジェクトに関わってきたグラフィックデザイナーの小谷真之介さんをお迎えします。

会場は、鳥取市青谷町のドーナツハウス。写真家とイラストレーターの2人の女性が中心となり2月1日にオープンしたお店で、ギャラリーとゲストハウスも併設されている今話題のスポットです。

アートや暮らしを軸に、写真で伝えるこれからの旅の可能性について、アレコレと考えてみましょう。アイデアは出せるかわからないけれど、お話は聞いてみたい、ドーナツハウスに行ってみたいという方も大歓迎です。ご参加お待ちしています。


プロフィール|
ゲスト
水本俊也(写真家)
1972年生まれ。鳥取県八頭町出身。神奈川県横浜市在住。公益社団法人日本写真家協会会員。キヤノンジュニアフォトグラファーズ講師。船旅や海をテーマに世界100近い国や地域を撮影。8回訪れた南極をはじめ、ツバル、北極圏などの僻地でも撮影を行っており、地球温暖化等の環境問題にも写真活動を通じて取り組んでいる。2013年からは故郷である鳥取の豊かな自然を舞台(背景)に、家族の肖像を撮影する「小鳥の家族」を主催。2015年からは「鳥取R29フォトキャラバン」講師を務める。近年は作品制作に因州和紙を使用し、鳥取からの文化発信を積極的に行っている。

ファシリテーター
小谷真之介(グラフィックデザイナー)
1982年鳥取市生まれ。有限会社小谷デザインオフィス代表。高校卒業後に進学のため上京。東京にて、音楽ジャケットのデザインに関わる仕事を5年間経験。2009年帰郷後は家業である有限会社小谷デザインオフィスを引き継ぎ、行政、地元の企業・商店の広告物、商品・ロゴデザイン等を手掛ける。地域社会の問題解決にも興味を持ち、オフの活動として、2012年から「トリの話しba」という年齢・職業関係なく集まり共通のテーマで話しができる企画を5年間開催。現在は鳥取の自然を愛でつつ子育てと仕事を楽しみ中。


トットローグ vol.10 
これからのフォトツーリズムの可能性 〜アート・暮らし・手仕事〜

日時|2023年2月15日(水)13:30-15:00(13:00開場)

会場ドーナツハウス(鳥取市青谷町青谷3944)

参加費|1,000円(飲料・お土産のドーナツ付)

定員|10名(先着順) 

参加方法|下記URLよりお申込みください。
https://forms.gle/p5cpQEu7jq9vH3QD7

ゲスト|水本 俊也(写真家)

ファシリテーター|小谷 真之介(グラフィックデザイナー)

対話内容の記録について|対話内容を記録し、概要を本ページに掲載予定です(お名前など個人が特定できる情報は載せません)。ご了承・ご協力をお願いいたします。

主催・問合せinfo@totto-ri.net (トット編集部)

協力|「鳥取R29フォトキャラバン」実行委員会

特別協力|キヤノン株式会社

助成|ごうぎん文化振興財団助成事業

ライター

トット編集部

当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。不定期に集まり、運営方針や記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!