トットローグvol.7「政治と社会について、話したいこと」9月26日(月)19:30

トットによる対話のためのプラットフォームづくり、トットローグ。参院選や元首相銃撃など大きな出来事が次々と起こる中で、vol.7では政治と社会について、大事だと思うけれどこれまで公の場で議論がされていないと感じることについて、話す会をオンラインで開催します。


鳥取でこのことをみんなと話したいと思ったとき、誰もが使える場所(プラットフォーム)をつくることを目指してスタートしたトットローグ。今年度初回のvol.6では、2月に始まったウクライナの戦争が続く中で、参加者それぞれが戦争について考えていることを話しました。

この数ヶ月、ウクライナとロシアの戦争は終わりを見せない中、日本では参議院選挙の投票日直前に安倍元首相が銃撃され死亡するという事件が起こりました。犯人は自身の人生を破壊した旧統一教会に対する恨みから反抗を企てたことが明らかとなり、現在は旧統一教会と、自民党を中心として旧統一教会に加担した政治家への追及が続いています。そんな中、岸田内閣は世論の反対が半数を超えるにもかかわらず、安倍元首相の国葬を閣議決定し、強行しようとしています。

目まぐるしく大きな出来事が起こる中で、しかし政治や社会で起こっていることについて、何か語られるべきこと、立ち止まって考える必要があることについて、国会やメディアでの議論が上滑りしているという印象を受けないでしょうか。例えば政治家が殺されるとはどういうことか、同じ社会に犯人のような追い詰められた人間が存在するとはどういうことか、なぜ宗教は政治に影響を及ぼそうとするのか、あるいは何者かを国家によって弔うとはどういうことか、等々、マスメディアの言論の場では法律や制度に関する議論が多くを占めていますが(そしてそのような議論も重要ではあるのですが)、もう少しニュースを見て、素朴に受け取った感覚について話し合い、深めていく場があったらよいのではないかと思いました。

そこで今回、政治と社会について、話したいけれどメディア等で議論されていないと感じることについて、鳥取という場で生きる人たちと話し合い、深めていく場をもつことにしました。前回に続いて、汽水空港のモリテツヤさんも交えて話します。現在「スピらずにスピる」という連載[1]をしているモリさんの問題意識が現在の政治状況とどう交差するのか、それも聞いてみたいと思っています。大きく社会が動く中で、政治と社会についてこれまで話せなかったことを話してみたいという人に、ご参加いただけたら幸いです。

[1] 「スピらずにスピる」(I N /S E C T S Publishing 連載コラム)
https://insec2.com/havingfaithwithoutfaith-1/

 


トットローグ vol.7 「政治と社会について、話したいこと」

日時|
2022年9月26日(月)19:30ー21:00頃

場所|
オンライン会議システムzoom

参加費|
無料

参加方法|
件名を「トットローグvol.7参加申し込み」として、メールでトット編集部(info@totto-ri.net)までお申し込みください。申し込みされた方に、zoomのURLをお知らせします。

参加申し込み締切|
2022年9月26日(月)14:00

企画・参加者|
nashinoki(ライター)
プロフィールは、ページ下部を参照。

モリテツヤ(汽水空港店主)

1986年、福岡県北九州市生まれ。父親の転勤で2年間インドネシアで暮らす。大学卒業後、埼玉県の有機農家で有機農業を学び、アジア学院の農業研修、ボランティアを経て鳥取県に移住。2015年、湯梨浜町に書店「汽水空港」を開業。

ご寄付のお願い|
当イベントは参加無料ですが、可能な方には寄付という形でウェブマガジン・トットの応援をしていただけたら幸いです。詳細は以下のページをご覧ください。
https://totto-ri.net/donation/

主催|
トット編集部
info@totto-ri.net
090-4572-8252(担当:濱井)

助成|
ごうぎん文化振興財団助成事業

 

ライター

nashinoki

1983年、鳥取市河原町出身。鳥取、京都、水俣といった複数の土地を行き来しながら、他者や風景とのかかわりの中で、時にその表面の奥にのぞく哲学的なモチーフに惹かれ、言葉にすることで考えている。