鹿野芸術祭2022 ―物語が眠るまち― 11/20-23開催
鳥取市鹿野町を舞台に開催されるアートフェスティバル「鹿野芸術祭」。2020年からは、3年間かけて作品を制作し発表する、長期プログラムに取り組んでいます。集大成となる今年は、作品発表の場としての芸術祭が11月20日(日)から23日(水祝)まで開催されます。
「鹿野芸術祭」は2016年に鳥取市鹿野町で始まりました。400年の歴史を持つ城下町を中心に鹿野の町並みや自然を舞台にしてアートで新しい風景をつくるというコンセプトで毎年開催しています。
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「鹿野芸術祭」はこれまでの形を一新。今できることを考えて続けていこうという思いの下、3年間かけて作品を制作し、発表していくプログラムをスタートさせました。2020年は鳥取のさまざまな場所でフィールドワークをしながらリサーチを重ね、2021年はワークショップを中心に多くの人たちと一緒に作品づくりを進めました。そして、今年は、作品発表の場となる芸術祭を3年ぶりに開催します。
「鹿野芸術祭2022」のテーマは〈物語が眠るまち〉。アーティストによって時間をかけてゆっくりと丁寧に生み出されてきた作品たちは、それぞれに強い物語性を持っています。
画家の藤田美希子さんとコピーライターのwakrucaさんが手がけた『鳥取夜景』は、鳥取各地を巡りながら描いた7つの夜景に、ひとつひとつ物語がつけられています。アーティストの山本晶大さんの『牛をひく』は、鹿野の人々の声を集めながら進めてきたフィールドワークを元に制作された映像作品です。その他、写真家の青木幸太さん、喫茶ミラクル/令和建設の宮原翔太郎さん、鹿野学園3年生の皆さん、ひやまちさとさんなど多様な表現者が、鹿野の風景や歴史、人々の暮らしなどを見つめ、新たな物語を紡ぎました。
会期中には、アーティストトークをはじめ、作品を深く味わえる企画も多数用意されています。また、芸術祭に先駆けて19日(金)には前夜祭も開催。どなたでもご参加いただけます。
鹿野のまちを歩きながら、アーティストたちと触れ合い、作品を通して、まだ見たことのない新たな風景をどうぞ見つけてください。
鹿野芸術祭2022 ―物語が眠るまち―
開催日時|2022年11月20日(日)―23日(水祝)11:00―17:00
22日(火)のみ 11:00―20:00 (ナイトプログラム)
メイン会場|Art cube クチュール・シカノ/しかの心/鹿野苑/しかの宿 本田中家/殿町公民館/鹿野城跡公園
※各プログラムの会場、開催日時などは、鹿野芸術祭の公式サイトよりご確認ください
問合せ|鹿野芸術祭実行員会
鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1809-1 しかの心 2階 屋根裏
Mail : shikanoart@gmail.com
WEB : https://shikanoart.com/