「なんだこれ?!サークル」
とっとり版・なんだこれ?!ハンドブックをつくる
ワークショップ&プロジェクト
1月31日(日)-2月14日(日)開催!

totto(トット)は、2025年春(2024年度)に鳥取県立美術館が新設されることを機に、子どもと大人が一緒になってそれぞれの“アートの芽”を育てるプログラム「なんだこれ?!サークル」を2019年度からスタートしました。
この活動拠点のひとつ米子市の「ちいさいおうち」と連携し、今年度は鳥取の人たちがアイディアを持ち寄って新しいハンドブックづくりに挑戦します。メインは3回の連続オンラインワークショップ。製本作業は子どもたちと実施します。


「なんだこれ?!サークル」は、子どもと大人が一緒になって、自分だけの表現(=なんだこれ?!)を楽しみながら追求していくサークルです。思わず「なんだこれ?!」と言ってしまいそうなことを一人ひとりが考え、それを実際にやってみたり、誰かに見せて「なんだこれ?!」と言わせたりします。また他の人のなんだこれ?!を見て、味わったり、話し合ったりします。

2014年に子どものためのアートワークショップとして生まれ、昨年度には「トットの美術館プロジェクト」の主要な活動のひとつとして展開しています。今年度は米子市の「ちいさいおうち」を拠点として継続的なサークルとしてスタートすることになりました。そこで、なんだこれ?!サークルを考案した岩淵拓郎(編集者/元アーティスト)さんとこの活動に興味のある人たちとでオンラインで集まり、なんだこれ?!の基本を1冊にまとめたハンドブックの中身をワークショップ形式で制作します。

ハンドブックづくりを通して、型にはまらないなんだこれ?!な表現について考えるとともに、これから始まるサークルにいろんなかたちで関わってくれる人と出会う機会になればうれしいです。ご参加お待ちしております。


「なんだこれ?!サークル」とっとり版・なんだこれ?!ハンドブックをつくる
ワークショップ&プロジェクト

会期|
2021年1月31日(日)-2月14日(日)

スケジュール|
オリエンテーション「ハンドブック(未完成)を読む」
1月31日(日)10:00-12:00
◆ワークショップ「なんだこれ?!のつくり方を見つける」
2月8日(月)-2/11(木)
※期間内の都合のいい日時に約60分程度、1〜2名ずつ対話式のワークショップを行います。
お披露目発表会(YouTubeでのライブ配信を予定)
2月13日(土)10:00-12:00
https://youtu.be/OZv8wCAXDCU
※すべてオンライン開催です。Zoomの会議システムを利用します。
※3回連続で参加していただくことが望ましいですが、万一不参加の日程がある場合は申込フォームにチェックを入れてお知らせください。
※2月8日~11日のワークショップは参加必須です。
※なお、関連イベントとして、2月6日(土)14:00からトットの美術館プロジェクト「表現することと表現を味わうことを地続きに考える」オンライントークも実施します。こちらも併せてご参加ください。
※また、2月14日(日)10:00から製本作業をちいさいおうち(米子市皆生温泉2-9-36)にて実施します。詳しくはちいさいおうちのイベントページをご確認ください。

 こんな人におすすめ!|
・なんだこれ?!サークルで子どもと一緒に表現を楽しみたい人
・美術教育やアートワークショップに興味がある人
・2024年度にオープンする鳥取県立美術館や、そこに設置されるラーニングセンターに興味がある人
・ちいさいおうちの活動に興味がある人

参加費|

無料

準備するもの|
パソコン、スマホ、タブレットなど ※インターネットに繋いでください。
ヘッドホン(イヤホン)やマイク ※手持ちがない場合は、できるだけ静かな環境で繋いでください。

繋ぐ場所|
Zoomというオンライン会議システムを使用します。
https://zoom.us/
※上記サイトからアプリをダウンロードしておいてください。使い方がわからない場合は、事前にレクチャーしますのでお伝えください。通話ルームのアドレスは、別途ご連絡します。

申込方法|
以下の申込フォームより必要事項を記入のうえお申し込みください。
https://forms.gle/oLxs4MnM8mwroBGx9

主催|子どもの人権広場
共催|鳥取藝住実行委員会(トット編集部)、鳥取県
助成|鳥取県アートによる地域活性化促進事業、2020年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業


なんだこれ?!サークル
元アーティストで編集者の岩淵拓郎と一般社団法人タチョナが共同で開発した、子どものためのアートワークショッププログラム。表現と批評を往復しながら、アートという枠にすらとらわれない自由な表現(=なんだこれ?!)を参加者それぞれが作り上げます。また、パフォーミングアートをベースとしつつさまざまな表現に展開可能であること、アーティストでない人がファシリテーション(※)を行なうことができることなど、他に例を見ないユニークな特徴があります。2014年と2019年に大阪府立文化芸術創造センター enocoで実施されたほか、2017年と2019年には国際交流基金の助成を受けて海外(タイ)でも実施され高く評価されました。 https://mediapicnic.com/nandakore/
※ファシリテーション…人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくコトが運ぶよう舵取りすること。

岩淵拓郎
1973年兵庫県生まれ/在住。美術作家を経てフリーの編集者に。主にアート関連の書籍・冊子の編集、文化や地域に関するプロジェクトの企画・制作など。最近の編著に野村誠・鈴木潤著『音楽の根っこ』(日本センチュリー交響楽団)ほか。2014年に子どものためのアートワークショッププログラム「なんだこれ?!サークル」を発案し、国内外で実施。一般批評学会所属。好きな食べ物は餃子とお寿司。 https://mediapicnic.com/

ちいさいおうち
家庭や学校とは異なる第3の子どもの居場所として、子どもの人権広場が1998 年より開放しているスペースです。2016 年に建物をリニューアルし、管理人が常駐する体制を整えました。月1、2 回の「子どもの広場」の活動のほか、創作&アート活動・体験型自然学校・異文化交流などにも力を入れる場所として再スタートしています。 https://www.facebook.com/chisaiouchi/

トットの美術館プロジェクト
ウェブマガジンtotto(トット)が活動拠点とする鳥取県で、2024年度に県立美術館の開館が決まっています。トットがこれまで育んできた文化や芸術の分野で活動する人たちのネットワークを生かしながら、美術館づくりにどのようにコミットしていけるかを、実践しながら考えていくプロジェクトです。今年度よりアートワークショップ「なんだこれ?!サークル」の実施や、美術館とは何かを考えていくための取材記事などを投稿していきます。

ライター

トット編集部

当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。不定期に集まり、運営方針や記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!