南部町でのアーティスト・イン・レジデンス
展示〈皮の中(うち)〉
2025/3/1(土)12:00-17:00

鳥取県西部のまち、南部町にて新たなアーティスト・イン・レジデンスが動き出しています。ドイツと東京から、ともに身体の感覚や感情を扱うアーティスト2名を迎え、1週間の滞在の最終日となる3月1日に展示を行います。


国内外のアーティストを招へいし滞在しながら制作をするアーティスト・イン・レジデンス。今回、鳥取県南部町に滞在しプロジェクトを行うのは、ドイツのカールスルーエ芸術大学在学中のいまと、東京藝術大学在学中のダンノアリナの2名です。この1週間の滞在の中で、西伯小学校の卒業制作や、放課後児童クラブで行われる「放課後アートクラブ」などに参加しました。
滞在の最終日となる3月1日(土)には、滞在の成果として2名のアーティストの作品を味わえる展示〈皮の中(うち)〉が開かれ、参加者は映像と共に振る舞われる食事を体験できるとのこと。フィクショナルなストーリーをテーマに、参加者や観覧者は自身のうちにある感覚を知り、または記憶を呼び起こす場となりそうです。ステイトメントには以下のように記載されています。 

鳥取県南部町は、リトット文化研究の第一人者である米田耕子の故郷です。今回、米田が遺した貴重な資料をもとに、リトット島の食文化を再現しました。ご来場の皆さまには、実際にお召し上がりいただける試食もご用意しております。ぜひ、この機会にリトット島の食の魅力を体験してください。

1日限りの展示をぜひお見逃しなく。食事体験を希望する場合は、予約のうえお出掛けください。


いま / Ima
カールスルーエ芸術大学在学中。パフォーマンス・インスタレーション・映像などのメディウムを用いて、感情や記憶の扱い方、個人や社会の在り方を模索する。
https://www.instagram.com/immaa_2001/

ダンノアリナ / Arina Danno
兵庫県出身、2019年より東京在住。東京芸術大学彫刻科在学中。人体や精神、自然をテーマに、粘土・金属・膠等を用いた立体作品を主に制作。
https://www.instagram.com/urannu/


アーティスト・イン・レジデンス
展示〈皮の中(うち)〉

日時|2025年3月1日(土)12:00-17:00 ※入場無料

会場|えん処 米や(鳥取県西伯郡南部町法勝寺531 ※カーナビ設定は 法勝寺536)
https://www.instagram.com/komeya536/

参加アーティスト|いま、ダンノアリナ

内容
|映像と共に振る舞われる食事を体験します。参加者の方(予約推奨)には試食が振る舞われます。観覧のみもお楽しみいただけます。入退場自由です。

問合せ・予約先
https://www.instagram.com/kanakanak/
試食ご予約の方は、氏名、時間、人数を記入の上、DM等で直接ご連絡ください。

ライター

トット編集部

当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。不定期に集まり、運営方針や記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!