昆虫標本アート作品展 4/18(木)ー23(火)

岡山県津山市在住の昆虫標本アート作家・小枝正和さんの鳥取初となる個展「昆虫標本アート ~はかない命の美しさ~」が、2024年4月18日(木)~23日(火)まで、鳥取市のGalleryそらで開催されます。


「昆虫標本アート」とは、チョウ、カナブン、コガネムシ、カブトムシなどの標本をさまざまな形に配置して、昆虫の美しさや生命力を表現したアート作品です。

作っているのは、岡山県津山市出身・在住の昆虫標本アート作家、小枝正和さん。小枝さんが昆虫標本に興味を持ったのは2017年。当時、交通事故に遭い、一時は意識不明の重体に。3か月半に渡る入院生活の中で、インターネットで世界一美しいとされるチョウ「モルフォチョウ」を知り、魅了されました。

ネスティラモルフォ(ブラジル)

「モルフォチョウ」のハネは透き通った光沢のあるきれいな青色。しかし、ハネの裏側は蛾のような地味な茶色をしています。これは木に留まる時に擬態して身を守るためです。厳しい自然界を生き抜くチョウの工夫に、美しさと生命力を感じ、自身も前を向く力をもらったといいます。

それから小枝さんは、世界各地に生息するチョウやカナブンなどの昆虫標本の収集をはじめました。事故から約一年後には昆虫標本アートの作品制作を開始。昆虫の持つ美しさと力強さをどうやったら際立たせることができるのか日々考えながら、困難を乗り越えることや自分らしく生きることの大切さを伝えられる作品づくりを行っています。

今回の作品展では、「モルフォチョウ」をはじめとした昆虫標本をプリザーブドフラワーや流木、貝がら、砂などと組み合わせたアート作品と、世界の珍しいチョウなどの昆虫標本を、合わせて約80点展示します。
会期中は毎日、小枝さんが在廊予定とのこと。作家さんとのお話しも楽しみながら、唯一無二のアート作品をご堪能ください。


小枝正和 昆虫標本アート
~はかない命の美しさ~

会 期|2024年4月18日(木)~23日(火)
時 間|10:00-18:00(最終日は16:00まで)
会 場|Galleryそら 2F(鳥取市栄町658-3 駅前サンロード)
料 金|無料
問合せ|TEL.0857-29-1622(Galleryそら)

小枝正和さん公式HP
https://stay-dream.jimdosite.com/

ライター

トット編集部

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