見る場所を見る5+
──イラストで見る、鳥取の映画館&レンタルビデオショップ史
3月5日(木)-3月17日(火)
鳥取の映画文化をリサーチし、記憶の復元も試みるプロジェクト「見る場所を見る」が、2021年から5年間にわたる活動を紹介する展覧会を開催します。
「見る場所を見る」は、鳥取県内にかつてあった映画館とレンタルビデオ店を調査し、イラスト制作や映画・ドキュメンタリー制作など芸術表現を通じた記憶の復元を試みるプロジェクトです。
2021年から映像作家・メディア研究者の佐々木友輔さん、イラストレーターのClaraさん、映画を研究する杵島和泉さんは、新聞記事や記録写真の調査、かつての鳥取の映画文化を知る方へのインタビューを元に、イラストレーションやドキュメンタリーを制作することで「見る場所」の記憶を復元し、人と映画の関わりを見つめ直しています。
今回の展覧会では、5年間にわたる活動の集大成として、Claraさんが「イラストレーション・ドキュメンタリー」と名づけた方法論で2021〜2025年に手がけたイラスト作品を網羅的に展示すると共に、佐々木友輔さんと杵島和泉さんによる地方映画史研究の最新成果を紹介。2025年9月に東京で開催した展覧会「見る場所を見る5」を土台としつつ、鳥取独自の展示構成で、ローカルな観客たちが生きた記憶の追体験を試みます。
会期中には関連イベントとして、佐々木友輔さんと杵島和泉さんが共同監督した映画『ファントムライダーズ──映画で見る、ローカルな映画観客の歴史』の上映会&トーク、ギャラリートーク、ラウンドテーブルなども企画されています。
鳥取の映画文化史を振り返るとともに、そこから新たに生み出された表現活動にもぜひご注目ください。
見る場所を見る5+
──イラストで見る、鳥取の映画館&レンタルビデオショップ史
会期|2026年3月5日(木)-3月17日(火)(水曜休廊)
時間|10:00-18:00(最終日は16:00まで。またイベント実施時は一部展示がご覧いただけません)
会場|Gallery そら(鳥取市栄町658-3 駅前サンロード)
※入場無料
関連イベント|
①上映&トーク
|ファントムライダーズ──映画で見る、ローカルな映画観客の歴史
日時|3月7日(土)15:30-19:30
出演|近藤和都、田中晋平、佐々木友輔、杵島和泉
②ギャラリートーク
|映画館の考古学──アーカイブに残る、人びとの映画体験と記憶
日時|3月8日(日)16:00-17:30
出演|岡田秀則、佐々木友輔、杵島和泉
③ラウンドテーブル
|見る場所を見る──イラストと言葉で知る、鳥取の映画文化
日時|3月15日(日)16:00-17:30
出演|Clara、佐々木友輔、杵島和泉、蔵多優美、村瀬謙介、高木善祥
各イベントの参加方法|
各イベントの開催前日24:00までに、下記の予約フォームからお申込みください。参加費無料。
https://forms.gle/UEpKUuGfY26Ggyvv6
企画|佐々木友輔、杵島和泉、Clara
主催|鳥取大学地域学部附属芸術文化センター(佐々木研究室)
デザイン|蔵多優美(ノカヌチ)
協力|小取舎、SHEEPSHEEP BOOKS
助成|JSPS科研費助成事業(基盤研究(C)課題番号:JP24K03555)「鳥取県における映画の鑑賞形態の変遷と棲み分けに関する通史的研究」、令和7年度 鳥取大学地域学部長経費事業
お問合せ|sasakiyusuke@tottori-u.ac.jp(佐々木)
詳細は以下のnoteを参照ください。
https://note.com/1zumk/n/n857ed98e2324
佐々木友輔 / Yusuke Sasaki
1985年兵庫県神戸市生まれ。映像作家・企画者。鳥取大学地域学部准教授。映画・ドキュメンタリー制作を中心に、執筆・出版、展覧会企画など領域を横断した活動を続けている。近年の主な上映に、第13回恵比寿映像祭、第50回ロッテルダム国際映画祭、第20回リスボン国際ドキュメンタリー映画祭など。https://note.com/sasakiyusuke
杵島和泉 / Izumi Kijima
2001年佐賀県生まれ。2024年神戸大学大学院入学。鳥取県の映画館で発行された映画館プログラムや地方新聞記事等のノンフィルム資料に注目した調査研究を行っている。アーカイブやフィルム上映にも関心を持ち、地域資料の整理や映写補助の活動にも取り組んでいる。
Clara / くらら
鳥取県鳥取市生まれ。イラストレーター。鳥取県総合情報誌「とっとりNOW」の表紙をはじめ、鳥取市地域振興券のイラストや全国高校生手話パフォーマンス甲子園の募集チラシ、猫カフェ「Kitty Blue」の壁画など手がける。また、鳥取の皆さまにより多くの映画を楽しんでいただきたいという想いから、2017年に映画の自主上映団体「クララとクロダのひょっこりシネマ」を始める。