鳥取×スウェーデン
エスビョーン・グリップ 藤本順正
新作展示発表会 8月23・24日
スウェーデン・ヨーテボリのデザイナーであるエスビョーン・グリップさんが、三朝町の木工作家・藤本順正さんと共同で制作した新作椅子の展示発表会が、8月23日・24日に湯梨浜町で行われます。これは「鳥取×ヨーテボリ クラフトエクスチェンジプロジェクト2025」の一環です。
鳥取県が主催する国際工芸交流プロジェクト「鳥取×ヨーテボリ クラフトエクスチェンジプロジェクト2025」の最新展示発表「8月の椅子」が、2025年8月23日(土)・24日(日)の2日間、湯梨浜町の旧吉井歯科にて開催されます。
本プロジェクトは、スウェーデン・ヨーテボリを拠点とする6名のアーティストが鳥取県に滞在し、地元の工房や自然からインスピレーションを得て作品を制作・発表するもの。6名は今年の2月下旬に鳥取市鹿野町にて滞在制作を行い、3月に展示発表会を行いました。それから約半年を経て行われる今回の展示は、デザイナーのエスビョーン・グリップさんが再来日し、三朝町の木工作家・藤本順正さんと共作した新作椅子「ロープ・スツール」の完成を記念するものです。

会場では新作「ロープ・スツール」の展示をはじめ、作家と一緒にスツールの組み立て体験ができるスペースも用意。2月滞在時の制作の記録や、同じく2月に滞在した写真家のセバスチャン・コックさんの作品なども展示予定です。
関連イベントとして、グリップさんと藤本さん、鳥取の家具職人・本間公さんによるトークイベントや、スウェーデンの伝統的なコーヒーブレイク文化「フィーカ」をイメージしたお菓子を提供する出店などが予定されています。
鳥取の工芸とスウェーデンのクラフトが出会い、地域の素材や技術、アイデアが交差する現場を体感できる2日間です。

鳥取・ヨーテボリ クラフトエクスチェンジプロジェクト2025
◆プロジェクトについて
https://www.instagram.com/tottorigoteborg_craft/
<展示発表会>
August Update エスビョーン・グリップ × 藤本順正 展示発表「8月の椅子」
日時|8月23日(土)24日(日)11:00-17:00
会場|旧吉井歯科(湯梨浜町旭30)
*全日アーティスト在廊
関連イベント
<トークイベント>
日時|8月23日(土)17:00-18:45
料金|無料(予約不要)
話し手:エスビョーン・グリップ、藤本順正
聞き手:本間公(家具職人・「工作社」主宰)
司会:齋藤高晴(合同会社奥心舎)
<カフェ出店>
日時|8月23日(土) 13:00〜
出店|ユカルン食堂
*24日も主催者によるお菓子・飲み物の提供を予定
プロフィール|
エスビョーン・グリップ
1993年生まれ。スウェーデンの多分野にまたがるデザイナー/アーティスト。スウェーデンのヨーテボリにスタジオを構え、インテリア・家具デザイン、アート、彫刻、ドローイングの分野で活動。
木の椅子JUN 藤本順正
1964年、鳥取県三朝町に生まれ、奈良教育大学で美術を学びました。
卒業後、椅子のデザイン会社に就職してからは、木製の椅子作りがライフワークになりました。2013年、ふるさとに帰省し、アトリエを構える。 家具は生活の道具であると考え、シンプルで実用的な椅子やテーブルの新作小屋シリーズを発表、新しい取り組みやアイデアを形にすることができる職人要素も作家の要素も待ち合わせている。
本間公
1975年鳥取市生まれ。高校を卒業後、家具職人を目指して岐阜県の飛騨高山で修業。その後1年間、オーストラリアや東南アジアを放浪して帰鳥し、工作社を始める。鳥取市内を中心にカフェやヘアサロンなど数多くの店舗のデザイン・内装・家具制作を手がける。
齋藤高晴
1982 年生まれ。仙台出身。株式会社コミューナ代表取締役。フリーランスで翻訳・通訳、動画制作などを行っていたが 2011 年にコミューナ LLP を設立。自社で海外販売専門の越境 EC サイト「奥心舎」を運営するほか、社内のデザイナー、ウェブデザイナーと連携して海外向けのウェブサイトやパンフレットなどの制作を行い、工芸品やライフスタイル商品、日本酒などを中心にヨーロッパ、シンガポール、台湾などで販路開拓活動を展開中。
主催
鳥取県
企画運営
奥心舎+川﨑富美+三宅航太郎+野口明生