途中の現時点ーー「聞いて書く、その先」
現時点プロジェクト 2月23日(日)

日常の中にある小さな驚きや、忘れられていた大切なことを発見し、記録・公開してきた「現時点プロジェクト」。この度、聞き書きを通じた新たな試みがスタートします。


これまで「私はおぼえている」と題して映像撮影を通じたオーラル・ヒストリー(口述の歴史)の保存・公開を行ってきた現時点プロジェクト。今後はさらに「聞いて書く」ことを通じその先に見えるものを深めようと、この秋に新しくメンバーに加わった中山早織さんを中心に、現在聞き書き中のテキストを媒体としたお話し会が企画されています。

聞き書きのお相手となっているのは、倉吉の茅葺き屋根の古民家に一人で暮らす92歳の女性。
絣を身にまとい、版画家・長谷川富三郎氏とも親交の深いこの方の、民藝と共にある暮らしにまずは興味が湧いたという中山さん。通い続ける中で、徐々にこの方が「昔と今を地続きに繋げてくれる存在」だと気づき、時に悩みを聞いてもらう日があったりと、関係性が変化していったといいます。

一方的に受け取るのではなく、やり取りを重ねて紡がれた「現時点」を共にできる時間となりそうです。
現時点プロジェクトメンバーPONZさんが手掛ける空間デザインもお楽しみに。

写真:河原朝子


途中の現時点ーー「聞いて書く、その先」
日時:2020年2月23日(日)17−19時
場所:旅するイタリア厨房ムリーノ・ビアンコ(鳥取県倉吉市魚町2553)
料金:無料(ワンオーダー制)
※200—300円程度のピンチョスもご用意します。
予約:下記まで一報いただけるとありがたいです。飛び入りも歓迎です!
tel : 080-3890-0371(野口)
mail: genjiten2017@gmail.com


現時点プロジェクト
2017年1月にスタートした、日常の中にある小さな驚きや、忘れられていた大切なことを発見し、記録・公開するプロジェクト。いつもの暮らし・いつもの風景に価値を見い出し、消えてしまうその前に現時点に生きる私たちで残していきます。
https://www.instagram.com/genjiten2017/

「私はおぼえている」
これまで大きく扱われることのなかった市井の人々の生活史を記録する現時点プロジェクトの活動。鳥取県内の方を対象に、インタビュー形式で映像撮影を行い、そのオーラル・ヒストリー(口述歴史)を保存・公開していきます。
YouTubeにて全8作公開中。
映像:波田野州平 写真:河原朝子 アニメーション:池口玄訓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLxf5aDEaFZ-Pw1CQ5CMwkUT5bQAkRRD2G&fbclid=IwAR10XK6S-jvy6nBpFA77nPgIg4tfNKqTL8b3fvHCD6giT_PXJ2nsZXFNwlo

ライター
トット編集部

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