タクシー王子(?)の
とっとり裏道案内 #2 とりぎんバードスタジアム

鳥取の中堅タクシー会社の若き御曹司・松浦秀一郎(通称、タクシー王子)が、ガイドマップに載っていないお薦めのお店、通り、おみやげ物、絶景スポット、旬な動きなどをご紹介。タクシーだからこそ知っているディープでオツな情報を、バックミラーごしにこっそりお教えします。


鳥取で盛り上がるサッカー!定額タクシーもありますヨー!!

毎度ご乗車ありがとうございます。サービスタクシーの松浦です。週末のお休み、皆さんはどんなことをして過ごしていますか?私は3年ほど前に鳥取にUターンして以来、ガイナーレ鳥取の試合をとりぎんバードスタジアムに観に行くのがマイブームになりつつあります。マイブームというより、もはや定番かもしれません。

ガイナーレ鳥取は地元鳥取を本拠地にしているJ3のチームで、何年か前にはJ2に昇格したこともある、それなりのチーム。全国的なスター選手はいないし、なかなか上位に食い込めない発展途上のチームですが、だからこそ愛着がわき、身近に感じるところが魅力です。今年は森岡隆三新監督(2002年ワールドカップにも出場しました!)の下、闘志あふれる積極的なプレーが見られるようになり、期待が高まりつつあるガイナーレ鳥取。応援にも毎回ついつい熱が入ってしまいます。

さて、そんなガイナーレ鳥取のホームゲームが開催される日は、「鳥取駅南口」と「とりぎんバードスタジアム」を1400円(小型4人乗り)で結ぶ定額タクシーが運行しているのをご存知でしたか?今シーズンから鳥取県東部のタクシー会社10社ではじめた新サービスです。お友達と乗り合わせて利用すれば一人当たりの料金がかなり割安!マイカーを運転する必要もないので、駐車場問題から解放されるうえ、会場でビールを飲みながら観戦ができるというのも素敵なポイントなんです。

スタジアムまでの乗車時間は約10分。車内では、ガイナーレファンも相手チームを応援に来たファンも試合が始まるのを待ちきれない様子で、興奮と熱気が運転席まで伝わってくるようです。

スタジアムに着くと、まず目に入ってくるのがグルメ屋台。試合で存分に応援するべく、「腹が減っては戦はできぬ」といわんばかりの長い列ができます。先日は、パンケーキなどのスイーツが地元でも人気の大江の郷自然牧場が出店するなど、日によっていろいろな出展者がいて、毎回楽しめるんです。

また、試合前に選手のサイン会があったり、ピッチに登場した選手が観客席にサインボールを投げたりと、アトラクションも充実!ハーフタイムにはチームのマスコットキャラクター“強小ガイナマン”が観客席に向けてガス銃でプレゼントを発射するイベントもあり、その時はたくさんの人が発射ポイントめがけて詰めかけます!

サッカー経験がある人もない人も楽しめる、ガイナーレ鳥取のホームゲーム。
J2昇格を目指して、ぜひ会場で一緒に応援しませんか?

本日はご乗車ありがとうございました。


今回のお薦め裏道スポット

とりぎんバードスタジアム
鳥取県鳥取市蔵田423 / 0857-53-6565
http://www.tottori-bird.com/

ガイナーレ鳥取 定額タクシー
鳥取駅南口~とりぎんバードスタジアム
片道 小型1400円 中型1500円
0857-22-2011(サービスタクシー)
http://www.gainare.co.jp/news/detail/36017/

ガイナーレ鳥取
http://www.gainare.co.jp/

ライター

松浦秀一郎

鳥取市出身。約2年前に東京からUターンし、実家のタクシー会社に就職。地域に貢献する公共交通であるという強みをいかして、鳥取をよりおもしろくするキッカケとなるべく、日々活動している。“何もない = 何かがある”地元の暮らしを楽しむため、プライベートでもまちの動きにアンテナを張り、地元の隠れた魅力を見つけることが喜び。