オープンミーティング
「鳥取県立美術館ができるまで」を伝える、新たなメディアを考える。
2018年9月29日(土)13:00-16:00 開催

鳥取県では現在、県立美術館を新設する動きが本格化しています。6年後のオープンに向け、地域の人々が参加しながら「県立美術館ができるまで」を伝えるメディアが新規に立ち上がる予定。そのキックオフ・イベントとして編集者の多田智美さんを迎えてのレクチャー&ワークショップが開かれます。


鳥取県立美術館が新設される動きについて、断片的には耳にするけれど、どのように議論が進められて具体的に何が決まっているのかは分かりづらい。そんなふうに感じている方は少なからずいるのではないでしょうか。そんな現状を変えていくため、ウェブやフリーペーパーなどのメディアを新たに立ち上げ、県立美術館ができていく過程や最新状況を伝えたり、美術館への期待感を高めたりしていきたいと、県立博物館美術振興課が動き出しています。
講師に迎える編集者の多田智美さんは、〈瀬戸内国際芸術祭2013 小豆島 醤の里+坂手港プロジェクト〉で椿昇さん、原田祐馬さんとともに企画・運営を務めた方。目に見える部分だけの編集業務にとどまることなく、プロジェクトがはじまっていくところからアーカイヴ(プロジェクトの資料を記録・保管)していくことまでを視野に入れたメディアづくりに定評があります。
担当の山本亮専門員によると、「鳥取県立美術館ができるまで」を、新しいメディアで伝えつつアーカイヴしていく試みを行っていきたいとのこと。記事執筆やアイディアを出していくコアなメンバーを住民から募り、一緒に活動していくための糸口を探すワークショップとなりそうです。


オープンミーティング
「鳥取県立美術館ができるまで」を伝える、新たなメディアを考える。
日時:2018年9月29日(土)13:00-16:00
参加無料
会場:上灘公民館 研修図書室
682-0811 倉吉市上灘町9-1
定員:20名

講師:多田智美(編集者/株式会社MUESUM代表)
1980年生まれ。編集者、株式会社MUESUM代表。龍谷大学文学部哲学科教育学専攻卒業後、彩都IMI大学院スクール修了。“出来事が生まれるところからアーカイブまで”をテーマに、アートやデザイン、福祉、地域など、さまざまな分野のプロジェクトに携わり、書籍やタブロイド、WEB、展覧会やイベントなどの企画・編集を手がける。

問合せ・申込先:
鳥取県立博物館美術振興課
680-0011 鳥取県鳥取市東町2丁目124
TEL:0857-26-8045
FAX:0857-26-8041
http://www.pref.tottori.lg.jp/museum/

ライター

トット編集部

当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。不定期に集まり、運営方針や記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!