トットローグ×Salon okudan
てつがくカフェ「“癒し”ってなんだろう?」
3月17日(日)16:00

トットによる対話のための企画、トットローグ。今回は鳥取市河原町にあるギャラリー&カフェokudanとコラボして対話の場を開きます。ファシリテーターに、岡山から“てつがくやさん”の松川えりさんをお迎えし、“癒し”についてアレコレ考えます。


鳥取市河原町西郷地区は、「やなせ窯」「牛ノ戸焼」「因州・中井窯」などの陶芸をはじめ、ガラス、木工、日本画、アートクレイシルバーなど多くの作家が活動し、「いなば西郷工芸の郷」と銘打って、まちづくりを進めています。
その拠点として2021年にオープンしたのがギャラリー&カフェokudanです。西郷地区在住の作家たちの作品を紹介しているほか、カフェでは作家たちが手掛けた器でコーヒーや焼き菓子などをいただくことができます。

このokudanをさらに多くの方に開かれた場としたい、との工芸の郷の人々の思いから、このたび、人々が集い、共に学んだり楽しんだりできる機会として、”Salon okudan”がスタートします。その最初の企画として、「哲学カフェ」という方法で日々感じている身近なテーマなどについて話す場を、okudanとトットローグのコラボで開くことにしました。

テーマは「“癒し”ってなんだろう?」。
「okudanができたことが、最近の一番の癒しだ!」という西郷地区在住の人の声をもとに設定しました。
みなさんは、何に癒しを感じますか?
どんなときに癒しを感じますか?
なぜ癒しを求めるのでしょうのか?
癒しが必要ない人もいるのでしょうか?
などなど、“癒し”についてアレコレと掘り下げながら、参加者のみなさんの暮らしや個性も垣間見える時間になればと思います。

今回はファシリテーターとして岡山から松川えりさんをお迎えし、哲学カフェスタイルの進行をしていただきます。哲学カフェは、街中のカフェなど誰もが自由に出入りできる場所で、飲み物を片手に参加者同士で特定のテーマについて話し合う営みです。哲学カフェを日本で実践し、その探求を続けてこられた松川さんに、場づくりの実践を見せていただきたいと今回お手伝いをお願いしました。「哲学」と聞くと、難しそうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、難しい知識や言葉は使いません。哲学に関する知識はなくて大丈夫です。

西郷工芸の郷や民藝ファンの方、気になっていたけれどまだ行ったことがない方、西郷在住の地元の方、どなたでも大歓迎です。作家さんも参加してくれるかも…?
どうぞ気楽な気持ちでご参加ください。


ファシリテーター
松川えり(てつがくやさん)
1979年、大阪府枚方市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程 単位取得退学。
学生時代より哲学カフェの活動を始め、2005年、大阪大学臨床哲学研究室のメンバーを中心に、哲学対話を実践・サポートする団体カフェフィロを設立。2014年4月より2016年3月まで代表を務める。
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任研究員を経て、フリーランスのてつがくやさん(哲学プラクティショナー)に。岡山を拠点に、カフェ、公民館、福祉施設、病院、学校などで哲学カフェや対話ワークショップの企画・進行を行う。
共著として、『哲学カフェのつくりかた』(大阪大学出版会)、『この世界のしくみ 子どもの哲学2』(毎日新聞出版)など。毎日小学生新聞にて、「てつがくカフェ」連載中。


トットローグ×Salon okudan
てつがくカフェ「“癒し”ってなんだろう?」

日時|2024年3月17日(日) 16:00-18:00(開場15:45)

場所
|ギャラリー&カフェokudan(鳥取県鳥取市河原町弓河内84-2)

参加費|500円(コーヒー・焼き菓子付き)

定員|15名程度

参加方法|以下の申込フォームから必要事項をご記入のうえお申込ください。
https://forms.gle/LPnSNUr77843vk3w9

申込締切
|2024年3月15日(金)24:00
※定員になり次第締め切ります。
※余裕がある場合は当日参加も受け付けます。

問合せ info@totto-ri.net / 090-4572-8252(濱井)

主催
|鳥取藝住実行委員会

企画・協力|一般社団法人西郷工芸の郷あまんじゃく 

助成
|中国5県休眠預金等活用事業2021

ライター

トット編集部

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