可能性集団「ヴァルナブルな人たち」による知恵の共有会
〈つぶつぶな私たち つぶとして生きる〉
2026年2月7日(土)13:00-17:00

鳥取県西部の山間部・南部町を拠点とする「目と根のプロジェクト実行委員会」は、今年度2組目の滞在制作アーティストとして可能性集団「ヴァルナブルな人たち」を招へいしています。2月7日(土)には制作の一環となるリサーチの内容を共有する場が「朔士館文化センター」内で開かれます。


「vulnerable / 傷つきやすい」をキーワードに、生き残るために行う術(すべ)を尊重し紹介したり、日々の中で消えゆく思考や行為の痕跡を残している可能性集団「ヴァルナブルな人たち」。2021年のコロナ禍において、木村佳奈、福田真子、前川紗由里の3 人によるwebをベースとしたマガジン活動をスタートし、世界各国より約20名がランダムに参加し、日英2ヶ国語で発行しています。

これまで2022年ドイツのライプツィヒ日本の家 、青森ACACにて滞在制作を実施しており、2023年よりコアメンバーの木村佳奈が鳥取に移住したことから、鳥取県内での活動も行われるようになりました。

〈vulnerable people exhibition〉2022年8月、日本の家、ライプツィヒ、ドイツ
〈表現のコモンズ vol.7〉2022年11月、ACAC、青森
〈井戸端の庭〉2024年4月28日、ハンモックハウス、鳥取

今回の滞在制作では、長い歴史と豊かな生態系を持つ大山(だいせん)に着目し、「グランドマザーの知恵を生活に見出すこと」を出発点としてリサーチを実施。すそ野に広がるエリアも含めて地域に暮らす人々にとっての「源」であることに気づく中で、南部町周辺の大きな歴史や歴史には記されていない物語と今の暮らしの可能性を探っていったとのこと。その過程で「発酵」というわざを実践する人たちとの出会いからも大きな気づきがあったといいます。今回は、この滞在を通して集めた声や知恵を参加者と共有する場をつくります。

なお、会場となる「朔士館文化センター」は、米子市出身で行動美術協会などで活躍し、後進の育成にも尽力してきた画家・山本朔士が1980年に開いた私設美術館。没後は長らく閉鎖されていましたが、目と根のプロジェクト実行委員会の働きかけによって、今後不定期で開かれていく予定とのこと。新たなアートスポットにもご期待ください。


ヴァルナブルな人たち / vulnerable people

2021年のコロナ禍において、木村佳奈、福田真子、前川紗由里の3 人により発足した同人誌であり可能性集団。「vulnerable / 傷つきやすい」という言葉をある特定の弱者を指すのではなく、全ての人に該当する感覚として捉え、生き残るために行う術(すべ)を尊重し紹介したり、日々の中で消えゆく思考や行為の痕跡を残している。主として、季節を区切りにウェブ上でマガジン(日英バイリンガル)を発行。これまで2022年ドイツのライプツィヒ日本の家 、青森ACACにて滞在制作を実施。また、2024年4月鳥取県琴浦町アートスペースHammock House Art & Gardenや、同年6月湯梨浜町ゲストハウスたみ、および長野県古民家あまねにて対話の集い〈井戸端の庭〉を開催。同人誌という紙面の枠を超えて、活動の幅をオンライン以外にも広げている。
Instagram https://www.instagram.com/magazine_vulnerable_people/
WEBサイト https://vvulnerablepeoplee.wixsite.com/website/magazine?


可能性集団「ヴァルナブルな人たち」による知恵の共有会
〈つぶつぶな私たち つぶとして生きる〉

日時|2026年2月7日(土)13:00-17:00
会場|朔士館文化センター(鳥取県西伯郡南部西町159)内

主な内容
・ブランケットを編む
・発酵ドリンクを飲む
・知恵の声を聞く
・可能性shopブツブツ(Tシャツの物々交換口伝付き)

主催|目と根のプロジェクト実行委員会
Instagram https://www.instagram.com/metone_no_project/
E-mail bq.metone.bq@gmail.com

ライター

トット編集部

当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。不定期に集まり、運営方針や記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!