令和3年度 米子市美術館 若手作家支援展
「朝倉弘平 雲わく庭から」

米子市美術館で開催されている「若手作家支援展」。第6回目となる今回は、鳥取県大山町在住の画家・朝倉弘平さんの最新作を含め約100点を一堂に展示。まばゆいほどの色彩感覚と配色により生み出される独自の世界観を、ぜひこの機会にご覧ください。


米子市美術館では2009年から、郷土ゆかりの新進気鋭の作家を発掘しその活動を紹介する場、ミッドキャリアへつなげる支援として「若手作家支援展」を開催しています。
今回、その第6回目としてとりあげる朝倉弘平(あさくら・こうへい|1983年生まれ)さんは、鳥取県大山町在住の画家で「自然との交感」をテーマに制作を行っています。幼少期から虫や植物の持つ色合いに魅せられた朝倉さんは東京での作家活動を経て、2013年家族とともに鳥取県米子市へ移住。2016年からは大山町に活動拠点を移し、日本海を臨む大山の麓に暮らしながら自然の風景や生きもの達を描きつづけています。

まばゆいほどの色彩感覚と配色を駆使して生きものや自然を描く朝倉さんは、近年では鳥取大学医学部附属病院の壁画《プラーナ》など、地域の人々と協働したアートプロジェクトでも注目されています。公立美術館における朝倉さんの初個展となる本展では、最新作を含め約100点を一堂に展示。会期中は、関連イベントとして、朝倉さんご本人によるギャラリートーク[ 2月11日(金・祝)、2月20日(日)、2月27日(日)各日午後2時〜|申込不要 ]や、筆者ことトットライター蔵多による対話型鑑賞[ 2月23日(水・祝)午後2時-/午後4時30分-(各回45分程度)|要事前申込(1/14より受付開始) ]を実施いたします。ぜひこの機会にご覧ください。


令和3年度 米子市美術館 若手作家支援展「朝倉弘平 雲わく庭から」
http://www.yonagobunka.net/y-moa/archive/exhibition/organized/m209/
※新型コロナウイルス感染症拡大予防のため記載事項について変更が生じる場合があります。
最新情報や朝倉さんに関する情報、関連イベント情報の詳細は美術館HPをご確認ください。

会 期
|2022年 2月11日(金・祝)- 3月6日(日)[水曜日休館・但し2月23日(水・祝)は開館します]
時 間|10:00 - 18:00
会 場|米子市美術館 2階 第4展示室
観覧料|無料

主 催|米子市、米子市教育委員会、一般財団法人 米子市文化財団 米子市美術館
協 力|大山トリップカード編集部
後 援
米子市文化協議会、米子市美術館後援会、大山町、大山町教育委員会、鳥取県広報連絡協議会、鳥取大学医学部附属病院、BSS山陰放送、日本海テレビ、TSKさんいん中央テレビ、テレビ朝日鳥取支局、 中海テレビ放送、新日本海新聞社、山陰中央新報社、朝日新聞鳥取総局、産経新聞社、毎日新聞鳥取支局、 読売新聞鳥取支局、共同通信社鳥取支局、エフエム山陰、DARAZ FM

 

ライター

蔵多優美

1989年鳥取市生まれ。京都精華大学デザイン学部卒業。IT・Web企業数社、鳥取大学地域学部附属芸術文化センター勤務を経て、デザイン制作やイベント企画運営、アートマネージメントなどを修得。「ことばの再発明」共同企画者。2021年5月より屋号「ノカヌチ」として鳥取市を拠点に活動開始。「デザインを軸とした解決屋」を掲げ、企画運営PMやビジュアルデザイン制作を得意領域とし、教育や福祉、アート分野の様々なチームと関わりながら活動中。対話型鑑賞ナビゲーターとして県内で実践やボランティア活動をする中で「美術鑑賞教育×対話」に関する調査研究に取り組む。2023年度は母校である鳥取城北高等学校で非常勤講師として美術を担当している。吉田璋也プロデュースの民藝品を制作していた鍛冶屋の末裔。