東京で出逢う小さな鳥取「co-tori」今年もはじまります
東京で、鳥取の手仕事に触れ、鳥取の食とともに楽しむイベント「co-tori(コトリ)」は、2013年、東京・中目黒ではじまりました。6年目を迎える今年は、2月24日(土)から3月4日(日)まで開催されます。
鳥取は、柳宗悦に影響を受けた吉田璋也により民藝運動が展開された地域です。今も「用の美」の精神が息づき、伝統を受け継ぎながら、時代にあったさまざまなものづくりが行われています。
こうした鳥取の手仕事品の数々を、鳥取の豊かな食材などと一緒に関東で紹介しようと、2013年、「co-tori(コトリ)」がはじまりました。コンセプトは、“今年も持ってきました小さな鳥取”。2月24日(土)から3月4日(日)までの9日間、東京・中目黒で民藝の器などを扱うセレクトショップ「工藝 器と道具 SML」を中心に、中目黒駅周辺の飲食店やギャラリーで開催されます。
毎年人気の「TOTTORI craft」展は、緑・白・黒の染め分けが人気の「因州中井窯」や練り込みの技法が特徴的な「牧谷窯」などの陶器をはじめ、型染めや和紙、吉田璋也デザインのナイフなど、多彩な手仕事の品々が展示販売されます。
また、会期中、中目黒のカフェやレストランなど5店舗で、鳥取県産の食材を使った限定メニューを提供する「co-toriカフェ」も開かれます。
今年初めて企画するのが、鳥取の食材や食品などを販売するマルシェ「co-tori商店」。地元鳥取の食材を使った料理を民藝の器で食べられると人気の鳥取市の「たくみ割烹店」のカレーや、智頭町の「タルマーリー」の天然酵母にこだわった地ビールとパンなど、普段は鳥取でしか味わえない逸品が2月24日(土)と25日(日)の2日間限定で並びます。
また、この2日間には、倉吉市のセレクトショップ「COCOROSTORE」店主の田中信宏さんによる包丁研ぎワークショップが行われるほか、鳥取県特産の因州和紙に焦点をあてた展示も開かれ、因州和紙のアクセサリーやドレス、和紙に印刷した写真、和紙を使った剪画など、アーティストやクリエイターの作品が紹介されます。
さらに、会期が終わりに近づく3月3日(日)には、鳥取を代表する酒蔵「山根酒造場」がコーディネートする食と日本酒を楽しめる「co-tori酒場」も。酒粕入り鶏の水炊きやおつまみ、鳥取の地酒をお楽しみください。
まさに今の鳥取の文化、芸術、アートを第一線で生み出している人たちが東京で鳥取を紹介する9日間。豊かな鳥取の暮らしを東京でも体感してみませんか。
co-tori 2018
会期:2018年2月24日(土)-3月4日(日)
http://co-tori.jp/
<運営事務局>
工藝 器と道具 SML
住所:東京都目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル1F
時間:12:00-20:00(土日祝11:00-)
電話:03-6809-0696
http://www.sm-l.jp/