鹿野芸術祭 / 髙久柊馬「滞在制作発表展」
11月16ー17日 鳥取市鹿野町で開催

鹿野芸術祭で進行中のプロジェクト「AIR SHIKANO」。アーティスト髙久柊馬さんによる作品制作の中間発表を開催します。また木工作家のタカハシマサトさんが鹿野学園の子供たちといっしょに制作した「空想の生き物をつくろう」発表展も同時開催。


鹿野芸術祭では2023年〜2025年まで3年間にわたるプロジェクト「AIR SHIKANO(Artist In Residence SHIKANO)」が進行中。横浜からアーティスト髙久柊馬さんを招聘し、年に数回、鳥取市鹿野町での滞在制作を行なっています。

プロジェクトの2年目となる今年は、髙久さんが現在制作を進めている作品の中間発表という形で展示を行なっていただきます。髙久さんは昨年から鹿野の山や森に分け入って箪笥の引き出しの中で苔を育てるなどさまざまな実験を展開中。一体どんな作品ができるのか、ぜひ会場に足を運んでご覧ください。

また芸術祭では、毎年、鹿野学園3年生の子供たちとアーティストがいっしょに作品制作を行う授業をしています。今年の先生は木工作家のタカハシマサトさん。子供たちと鹿野の町や山を散策し、そこから得たインスピレーションを元に木工で空想の生き物を作ります。子供たちの頭の中からどんな生き物が生まれるのか。こちらもぜひお楽しみに。

会場は、髙久さんの展示が国の登録有形文化財にもなっているゲストハウス「本田中家」、タカハシさんの展示が洋装店をリノベーションして生まれたギャラリー「ART CUBE クチュール シカノ」と、2会場となります。城下町をのんびり巡ってお茶でもしながら、アートの散策をお楽しみください。

なお16日(土)夕方から、会場近くの「稲妻飯店」でビュッフェ形式の交流会を開催します。出入り自由。席も自由に移動をしながら、アーティストをはじめ多くの方とアートや鹿野について語り合ってください。


[アーティスト プロフィール]

髙久 柊馬 Shuma Takaku
1999 年神奈川県横浜市生まれ。2020 年より制作を開始。アーティスト・ イン・レジデンス(滞在制作)を通じて、風景や人との出会いからインス ピレーションを受け作品を制作。地域住民との交流を図りながら制作し、 その土地に住む人の視点を増やしたいと考えている。2021 年 「BankART AIR 2021 SUMMER」(横浜)、「黄金町アーティスト・イン・ レジデンス」(横浜)、「遠刈田レジデンス マルヨシ」、2022 年「髙久 柊馬 個展 景色を織る」(横浜)、2023 年「AIR SHIKANO」招聘アーティスト。 

タカハシマサト Masato Takahashi
埼玉県出身  日本工業大学大学院 工学研究科 建築デザイン学専攻 修了 同大学研究員を経て建築設計事務所に入所。退所後、鳥取県 に移住。家具製作施工会社で働く傍ら、九十九製作所という 屋号で活動を始める。現在は鳥取県立智頭農林高等学校 非 常勤講師も務める。


髙久柊馬「滞在制作発表展」

日時|2024年11月16日(土)ー17日(日) 12:00ー17:00
場所|しかの宿 本田中家(鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1408)
入場料|無料

タカハシマサト+鹿野学園 3 年生 「空想の生き物をつくろう」発表展

日時|2024年11月16日(土)ー17日(日) 12:00ー17:00
場所|ART CUBE クチュールシカノ(鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1321)
入場料|無料

AIR SHIKANO交流会

日時|2024年11月16日(土) 16:00ー21:00(出入り自由)
場所|稲妻飯店(鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1058-2)
料金|大人(中学生以上)1,500円小学生1,000円幼児無料
※ドリンク料金は別途。
※小枝を1本持って来てくれた人はワンドリンク無料。
※当日現金でお支払いください。
予約|予約なしでご参加いただけますが、稲妻飯店(TEL.070-4729-5656)まで事前にご連絡いただけると、作る量の目処が立てやすいです。

駐車場|各会場にお越しの際は、観光駐車場、または鹿野町総合支所駐車場をご利用ください。

主催|鹿野芸術祭実行委員会
共催|鳥取藝住実行委員会
助成|鳥取県令和6年度地域の文化資源を活かした賑わいづくり支援事業/鹿野まち普請の会/中国5県休眠預金等活用事業2021
協力|いんしゅう鹿野まちづくり協議会/鹿野学園

問合せ|鹿野芸術祭実行委員会
鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1809-1 しかの心
Mail : shikanoart@gmail.com
WEB : https://shikanoart.com/

ライター

wakruca

1974 年鳥取県生まれ。東京で20年ほどコピーライターの 仕事をしたのち 2016 年に鳥取に帰郷。 コピーライター業やイベントでのコーヒー 出店をしながら言葉やビジュアル、音楽を使った新しい表現を模索中。座右の銘は「敷居は低く。奥は深く。」