写真家・當麻妙による写真展「TOTTORI」巡回展が湯梨浜町で開催

2021年に鳥取へ移住し、風景を撮り続けている写真家・當麻妙さん。昨年11月に東京のギャラリーAlt_Mediumで開催され反響を呼んだ写真展「TOTTORI」の巡回展が、5/2(土)よりLibrarie by HAKUSEN(湯梨浜町)にて開催されます。


「少し引いた視点」から見つめる、鳥取の風景

東京郊外、沖縄、鳥取と移り住みながら、その土地の風景を撮影してきた當麻さん。常にどこか「仮に暮らしている」ような感覚を持ちながら、少し距離を置いた眼差しで風景と向き合ってきました。

本展のタイトル「TOTTORI」を英語表記にしているのは、地名が持つ固定観念から距離を置き、目の前の景色を見つめるため。作品群には、鳥取の山と里のあいだに潜む、生と死が隣り合わせになった「境界」の姿が静かに描き出されています。

私的な領域が公的なものと認識され、地方の風景を構築している。
生きている里は、動植物と人の営みが共存している場所であり、動植物が凌駕していくのは人が去った場所である。
ふと目に入る景色は、あらゆる境界を暗黙のなかに許容し、そこに存在している。
鳥取に暮らすようになり、景色のなかに潜むさまざまな境界を発見する。
特に山と里の間、その奥にある、表面からは伺いしれない生と死。
鳥取の風景を撮影しながら、これからも継続して境界の姿をみつめていく。

− 當麻 妙

関連トークイベント『写真と映画の「風景」』

初日となる5月2日には、jig theaterを主宰する柴田修兵さんと、大山在住の学芸員・岩船郁さんをゲストに迎えたトークイベントも開催予定。
映画と写真、それぞれの風景表現や、「風景とは何か」といったテーマについて語られます。作品を構成する際に當麻さんが勇気をもらったという映像作品や、写真を考えるうえでの参考書籍についての話も聞くことができそうです。

会場では写真集の販売も行われるほか、在廊日などの詳細は當麻さんのSNSで随時案内されます。

ゴールデンウィークのひとときに、鳥取の風景をあらためて見つめ直す機会として、足を運んでみてはいかがでしょうか。


當麻妙写真展「TOTTORI」

会期|2026年5月2日(土)ー5月15日(金)10:00ー17:00
※最終日のみ15時まで
※8日(金)休み
会場|Librarie by HAKUSEN(鳥取県東伯郡湯梨浜町松崎619 旧さくら小学校1F)
@librarie_by_hakusen

関連トークイベント『写真と映画の「風景」』
日時|5月2日(土)17:00~18:00
登壇者|當麻妙・岩船郁(学芸員)・柴田修兵(jig theater)
料金|ワンドリンクオーダー

※最新情報は當麻さんのインスタグラムをご確認ください。
インスタ https://www.instagram.com/taetoma/ 
ウェブサイト https://www.tomatae.com 

 

ライター

トット編集部

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