真庭市蒜山ミュージアム
〈山本修司展:描写する水面/枯山水の水面〉
対談 9/27(土) 14:00-15:30

第15回岩美現代美術展の招へい作家として2024年の夏に鳥取県岩美町にて滞在制作した美術家・山本修司さんの企画展が、現在、真庭市蒜山ミュージアム(岡山)にて開催中。9月27日には鳥取県立美術館館長の尾﨑信一郎さんとの対談が開かれます。


さまざまな素材や技法を用い、ジャンルに固執することなく制作を続けてきた美術家・山本修司さんの個展が、真庭市蒜山ミュージアムで開かれてます(会期は11月24日まで)。
近年は、木漏れ日から水面とその光の反射へと興味が移り、自然の中の水面の反射を思わせる、抽象と具象のあわいを行くような平面作品(油彩画、写真への彩色、写真を用いた1 点ものの版画)や水平面を意識した器状の石を接着したオブジェ、河原の風景を思わせる石のレリーフなどを制作しています。

山本修司《MATER’20》2020年

今回の個展では、2024年の8月に鳥取県岩美町にて制作に取り組んだ《river(ishite)’24》(2024年) (1) をはじめ、本展覧会のために制作された新作やこれまでに制作された近作・旧作から選抜した作品が展示されています。
9月27日(土)14:00からは、関連企画のひとつとして鳥取県立美術館館長の尾﨑信一郎さんと山本さんとの対談も予定されています。

photo: Minamino Kaoru


1. 本記事トップ写真の作品。2024年の岩美町での滞在制作に様子は、ニュース記事「第15回 岩美現代美術展 山本修司 8月10日-17日」を参照のこと。https://totto-ri.net/news_iwami2024/


真庭市蒜山ミュージアム
〈山本修司展:描写する水面/枯山水の水面〉

会期|2025年7月19日(土)-11月24日(月・休) ※休館日 毎週水曜日(8/13は開館)
開館時間|9:00‐17:00(入館は16:45まで)
会場|真庭市蒜山ミュージアム(岡山県真庭市蒜山上福田1205-220 GREENable HIRUZEN 内)

今後の関連イベント
■ 対談:尾﨑信一郎(鳥取県立美術館館長)× 山本修司
9月27日(土)14:00-15:30
会場:GREENable HIRUZEN 2 階フリースペース
※予約不要、入館料のみにてご参加いただけます。

■学芸員によるギャラリートーク(説明会)
10月19日(日)11:00-、11月3日(月・祝)11:00-
※各回 40 分程度、予約不要、入館料のみにてご参加いただけます。

主催|真庭市

問合せ|真庭市生活環境部スポーツ・文化振興課
TEL:0867-42-1178 FAX:0867-42-1216
https://greenable-hiruzen.co.jp/

 

ライター

トット編集部

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