タクシー王子(?)の
とっとり裏道案内 #3  SUP体験がオススメです。

鳥取の中堅タクシー会社の若き御曹司・松浦秀一郎(通称、タクシー王子)が、ガイドマップに載っていないお薦めのお店、通り、おみやげ物、絶景スポット、旬な動きなどをご紹介。タクシーだからこそ知っているディープでオツな情報を、バックミラーごしにこっそりお教えします。


すぐ近くにある“非日常の世界”へ!

毎度ご乗車ありがとうございます。サービスタクシーの松浦です。
世間では梅雨入りしたそうですが、湿気も少なく爽やかな空気が頬を撫でる鳥取から、今回は“海のオタノシミ”を紹介します!

これがSUPボード。大きくて安定感があるので、初めてでも安心して乗れますヨ

皆さま、「SUP(サップ)」というアクティビティをご存知ですか?「スタンドアップパドル」といって、サーフボードのような大きな板に乗り、オールで漕ぐスポーツです。湖や凪の海のような流れの少ないところで水上散歩をしたり、波のあるときには波乗りができたりと、いろいろな楽しみ方があることが魅力で、最近は中心市街地の川でみられることも増えてきました。

この日は曇りでしたが、それでもサスガの透明度でした!

初夏の浦富海岸、うつくしい海

今回は初夏の浦富海岸(鳥取県岩美町)で、 SUPを体験してきました。

夏は浦富海岸が1年のうちでいちばん色彩豊かになる季節。沖縄の海にも負けない抜群の透明度で、フッと吸い込まれそうになるような中毒性(?)があります。

この日の水中。とってもきれいな海なので、落ちても問題ありません

初めてSUPをしたときは、始める前は「スグ乗れるだろう〜」とタカをくくっていたのですが、実際やってみるとヘッピリ腰でヨタヨタ….何度も海に落ちながら(しかしそれも気持ちイイ)、たっぷりと鳥取の海を満喫することができました!

岩でできた自然のトンネルをくぐったり、少し遠くの浜まで行ってみたり、波に乗ったりと楽しみかたもいろいろです♪

最初は座った状態から、ゆっくり始めます。岩の間をゆく、スリルのある水上散歩もあります

SUP体験が終わったあと、足はプルプル震え、からだはドッと疲れて….けど不思議なことに、普段は感じることのできない充実感で満たされていました。

そんな非日常の世界が味わえる鳥取の海は、市街地から車で20~30分ほど。ここでしかできない素敵なアクティビティを、皆さまも体験してみてはいかがでしょうか?

本日はご乗車ありがとうございました。


今回のお薦め裏道スポット

山陰海岸ジオパーク(浦富海岸ほか)
http://sanin-geo.jp/

Tottori Blue
https://tottoriblue.jimdo.com/

ライター

松浦秀一郎

鳥取市出身。約2年前に東京からUターンし、実家のタクシー会社に就職。地域に貢献する公共交通であるという強みをいかして、鳥取をよりおもしろくするキッカケとなるべく、日々活動している。“何もない = 何かがある”地元の暮らしを楽しむため、プライベートでもまちの動きにアンテナを張り、地元の隠れた魅力を見つけることが喜び。