トークイベント「柿原の息吹 ~柿原、自然の歴史~」223日(日)開催

鳥取県八頭町の柿原集落は、20年ほど前から人が住んでいない、いわゆる「廃村」。しかし、今なお暮らしの痕跡が残り、不思議な魅力がある場所です。
大阪在住のアメリカ人写真家Paul Venetさんは、2019年9月から、月1回、柿原に通い、四季折々の写真を撮りためてきました。このたびPaul Venetさんが見た柿原についてのお話が聞けるトークイベントが2月23日(日)に開催されます。


柿原集落に入り少し歩くと、朽ちた家屋の玄関先にブラウン管テレビが置いてあったり、軒先には洗濯物が干してあるままだったり、ドキっとする光景に出会います。ある日、突然、時が止まって、人だけがいなくなってしまったかのような不思議な感覚を抱くのです。

大阪在住のアメリカ人写真家、Paul Venetさんは、2017年秋に初めて柿原を訪れて以来、暮らしの痕跡がしっかりと残る柿原に魅せられ、作品づくりに向けた構想をあたためてきました。

2019年9月から、月1回、柿原を訪れ、苔むした石垣や朽ちた家屋、季節の草花などの写真を撮りためています。今後は、かつて住んでいた方々などへのインタビュー取材を行い、書籍としてまとめる予定です。

このたび、中間報告として、Paul Venetさんが見た柿原についてのお話が聞けるトークイベントが開催されます。スライドを見ながら、この地で感じたことや今後の展望などをお話しいただきます。また、地域の方々とのトークセッションも予定されています。

暮らしの歴史を見つめ、次世代に継承していくこのとの意義。そして、私たちのこれからの暮らしについて一緒に考えてみませんか。

Paul Venetさん

【Paul Venetさんのメッセージ】
柿原を「廃村(lost villages)」や「遺物」「過去(の場所)」として考えることは、おそらくただしい捉え方ではない。
柿原は、ゆたかであり、重要な資源がある。学びと、コミュニティ造成・想像の場である。そして、新しい未来を創造するために、過去の学びをデモンストレーションするプラットフォームの場所である。

Paul Venetさん(アーティスト・写真家)
アメリカ合衆国ニューヨーク市出身。アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークとニューヨーク州立大学で学び、50年以上にわたり都市計画局や建築・デザイン事務所で勤務。また、ニューヨーク州立大学でも講師・教員を務め、美術史学科で教鞭をとる。また、同時に「Broome County Technical Community College」でも写真の講義を担当。大学を引退した後、彼は生涯の趣味だった仕事をし、メイン州の沿岸部で木製ボートの製造をしていた。建築界の自然史や建物や場所の静寂な生活に深い関心を持ち、柿原での彼の作品はその興味の表れである。日本在住の永住権を持ち、現在は大阪市在住。


トークイベント「柿原の息吹 ~柿原、自然の歴史~」
空白となった場所たちの意味と希望とコミュニティづくりについてのいくつかの思案

日時:2020年2月23日(日)13:00~15:00
場所:ぷらっとぴあ・やず(鳥取県八頭郡八頭町郡家648-6/JR郡家駅内)
料金:無料
主催:一般社団法人SENRO
問い合わせ:senro@hal.ne.jp / 080-5904-3488(一般社団法人SENRO事務局)

Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/626544868115793/

一般社団法人SENRO公式サイト:https://join-senro.localinfo.jp/

ライター
トット編集部

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当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。不定期に集まり、運営方針や記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!