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2018.9.27

鹿野芸術祭02 秋の城下町を「旅」する人々が行き交う。

400年の歴史を持つ城下町・鳥取市鹿野町を舞台に、10月5日(金)-8日(月・祝)にかけて「鹿野芸術祭02」が開催されます。
今年のテーマは「Landscape journey -未知の風景をつくる旅-」。県内外から集まった7組のアーティストによる作品展示やトーク、ワークショップなどを通じて、アーティスト、地元の人々、そして訪れる観客にとっての「旅」となる4日間が始まります。


2016年11月に、鹿野町に移住してきたアーティストが中心となり、初めて開催された「鹿野芸術祭」は今回で3度目。2018年5月から参加アーティストがさまざまなプログラムを町内で実施し、地域の方々との交流の場を設けてきました。
招へい作家の一人、大阪在住の木版画家・原田恵さんは、6月に鳥取特産の因州和紙を使ってうちわをつくるワークショップを実施。その後、参加者たちとご飯を食べながら開催したアーティストトークでは、積極的に質問をされる方が多く、アーティストやアートとの距離が近くなっていく様子が伺えました。

鹿野学園3年生とひやまちさとさんのワークショップ(2018年)

そうしたプログラムを経て完成した作品などが、10月5日-8日にかけて鹿野のまちなかに並びます。城山神社の物見跡での野外展示や元蚕小屋の屋根裏部屋、朽ち果てそうな空き家など、屋内外さまざまな場所が展示会場となる予定。

会場には2017年に亡くなられた鳥取県出身の画家、ニシオトミジさんの作品も展示されます。ニシオさんの作品について、本芸術祭のディレクションも担当した鹿野町出身のイラストレーター・ひやまちさとさんは、「実際にどこかの場所を訪れるだけでなく、時間を行き来することも芸術にはできると私は考えています。ニシオさんの大きなキャンバスを前に、私は自分が胎児になったような気持ちになりました。ニシオさんの作品から流れだす時間を多くの人に旅してもらえたら」と語っています。

展示期間中は、アーティストのグッズなどを販売するポップアップショップがオープンするほか、各会場をめぐるスタンプラリー、アーティストが案内する鹿野のまちあるき、トークやワークショップなど盛りだくさんの内容。芸術祭に賛同し町内外から集まった「サポーター」たちも、アーティストと一緒に芸術祭を作り上げます。

今年のテーマは、「Landscape journey -未知の風景をつくる旅-」。秋の匂いとアートなエネルギーで彩られた鹿野を、ぜひ「旅」してみてください。

アーティストトークのようす(「鹿野芸術祭01」より)

鹿野芸術祭02
会期:2018年10月5日(金)-8日(月・祝)
時間:10:00‐17:00
会場:鳥取市鹿野町内各所(西物見跡、鹿野苑、しかの心、加藤邸、鹿野往来交流館 童里夢、しかの宿 本田中家)
公式サイト:https://shikanoart.jimdo.com/02/

 

ライター
井澤大介

井澤大介

伯耆町出身。鳥大生。 絵に描いたようなインドア人間だが、大学の美術部の活動で鳥取市街地のアートギャラリーを知ったのをキッカケに、 「学外で大人と話す機会を作るために」ギャラリーに足を運ぶようになる。 3年時には部員が学外に出て、まちで自由に活動する公開イベント「まちなか美術室」を企画。 最近は地域のイベント・展覧会の運営やボランティアを経験しながら、自身のようなインドア人間が外に出向く方法を模索中。

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