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2018.8.10

「聞く」からはじめるコミュニケーション
映画『ハッピーアワー』上映会&トークショー開催

演技経験のない4人の女性たちがロカルノ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞して話題になった映画『ハッピーアワー』。市民参加による「聞く」ことのワークショップを通じて制作されたこの映画は、総尺5時間17分の大作です。今月18日(土)・25日(土)の2日間、『ハッピーアワー』の上映会を鳥取市で開催。19日(日)には、監督と出演者の皆さんに鳥取にお越し頂いてトークショーも行います。


映画『ハッピーアワー』は、30代後半の女性たち4人が主人公。それぞれの家庭や仕事、人間関係を丁寧に描きながら、どこにでもいる“普通”の女性たちが抱える不安や悩みを緊張感あふれるドラマとして表現しています。監督の濱口竜介さんは、演技のプロではない一般の人たちを対象に「聞く」ことのワークショップを重ね、独自の演技手法を編み出して撮影・制作を行いました。常に挑戦的な作品づくりを続けてきた濱口監督。最新作『寝ても覚めても』(9月1日全国公開)は、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選ばれるなど、いま世界的に注目を集めている日本人監督のひとりです。

今回、この映画を鳥取で上映することになったきっかけは、今年2月、鳥取大学地域学部の複数のゼミとゲストハウス&カフェ「たみ」を運営するうかぶLLCが共同する「にんげん研究会」で、濱口さんを講師としてお呼びしたこと。「<聞く>ことによる映画づくり」をテーマに、『ハッピーアワー』の制作現場のお話を伺いました。

参加していた鳥取大学地域学部地域文化学科の村上大樹さんは「自分がいかに相手の言葉をないがしろにしていたか気づかされました。「聞く」ことを通じて、その人と誠実に向き合うとする姿勢が、コミュニケーションの本来あるべき姿なのかもしれない」と、今回の上映会とトークショーを企画しました。

このフィクションの映画に登場する演者たちは、カメラの前で、自分ではない他の誰かを演じるわけですが、演者同士が互いの話を真摯に「聞く」ことで、「いい声」でこちらに語りかけてきます。このおよそ5時間の映像体験によって、まるでドキュメント映画を観ているような感覚となり、普段の日常風景と映画の世界の境目を行き来することができることでしょう。そして、トークショーでは、この映画の裏側のお話を聞くことで、「聞く」ことによって生まれるコミュニケーションについて、濱口監督や出演者の方々と一緒に考えます。まだまだトークショーの予約を受け付けています。もちろん映画だけの鑑賞も大歓迎です。この機会、お見逃しなく。


『ハッピーアワー』上映会
日時|2018年8月18日(土)・25日(土)
開場11:30/上映開始12:00/上映終了17:30(上映時間5時間17分/途中休憩あり)
会場|鳥取県立博物館講堂(鳥取市東町2丁目124)
料金|2,000円(当日券のみ)
※各種割引あり…学生割(要学生証提示)400円引き/ペア割(2人以上)一人200円引き/シニア割(50歳以上)200円引き/トークショー参加割200円引き
問合せ|鳥取大学地域学部 村上大樹
TEL:080-6344-5418
E-mail:mukku8n@gmail.com

濱口竜介監督×出演者トークショー&交流会『人と出会って、自分をみつける』
日時|2018年8月19日(日) [トークショー]15:00~17:00[交流会]18:00~
料金|[トークショー]500円+1drink[交流会]2,000円
会場|Y Pub&Hostel(鳥取市今町2-201)
司会|村上大樹、松本凌(鳥取大学地域学部)
登壇者|濱口竜介監督、川村りらさん(純役)、出村弘美さん(日向子役)、坂庄基さん(風間役)、久貝亜美さん(淑恵役)、田辺泰信さん(栗田役)、殿井歩さん(葉子役)、椎橋怜奈さん(こずえ役)
予約・問合せ|Y Pub&Hostel
TEL:0857-30-7553
E-mail:mail@y-tottori.com

◆映画『ハッピーアワー』公式サイト
http://hh.fictive.jp/ja/

◆鳥取大学にんげん研究会
http://ningenkenkyuukai.hatenablog.com/

 

ライター
トット編集部

トット編集部

当ウェブマガジン編集部。鳥取の今をアートやカルチャーの視点から切り取ってお届けします。ほぼ月1回のペースで集まって、記事内容の検討などをする編集会議を開いています。随時メンバー募集中!

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